特許
J-GLOBAL ID:201903012053873201

立体造形用データ生成プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山崎 崇裕 ,  加久田 典子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-201194
公開番号(公開出願番号):特開2019-072944
出願日: 2017年10月17日
公開日(公表日): 2019年05月16日
要約:
【課題】外力に対し高い強度を有した立体物を造形することができる技術の提供。【解決手段】実施形態の立体造形用データ生成プログラム100は、各層に対して幅方向に等間隔で分割して長手方向に延びる9本の経路を決定し、先ず最下層S1では、端から数えて偶数番目の経路に高さHの線を描かせる。次に2番目の層S2では奇数番目の経路に高さ2Hの線を描かせ、3番目の層S3では偶数番目の経路に高さ2Hの線を描かせる。4番目の層S4以降では、2,3番目の層S2,S3における場合と同じ形成態様が交互に適用される。このようにして形成された各層が積層されてなる立体物においては、描かれた高さ2Hの各線が互い違いに噛み合うにようにして密着しており積層面に段差があるため、積層面が剥離しにくい。したがって造形された立体物は、横方向からの外力に対し優れた強度を発揮することができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
層状にモデル材を積層して立体を造形する立体造形装置により用いられるデータを生成する立体造形用データ生成プログラムであって、 コンピュータに、 造形される立体を複数の層に分割した場合に互いに重なり合う関係を有する複数の層からなる隣接層に対し、各層内に所定方向に延びる隣接した1以上の経路からなる経路組が複数隣接した経路を決定する経路決定ステップと、 前記各層内で決定された経路に沿って前記隣接層を造形することを前記立体造形装置に対して命令するにあたり、隣接する前記経路組に対する前記モデル材の高さを異ならせて隣接する前記経路組を凹凸状に造形し、この造形態様を前記隣接層の積層方向に繰り返して適用することにより隣接する各層を相互に噛み合わせた状態で造形することを命令するデータを生成する命令生成ステップと を実行させる立体造形用データ生成プログラム。
IPC (2件):
B29C 64/386 ,  B33Y 50/00
FI (2件):
B29C64/386 ,  B33Y50/00
Fターム (3件):
4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL85
引用特許:
審査官引用 (3件)

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