特許
J-GLOBAL ID:201903014890502958

エレベータ制御装置、エレベータロープの遠隔診断システム及びエレベータロープの遠隔診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一 ,  伊藤 正和 ,  高松 俊雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-054085
特許番号:特許第6567718号
出願日: 2018年03月22日
要約:
【課題】遠隔によるロープ診断運転を必要な頻度で実施することで、診断運転頻度を最適化し、診断効率を上げる。 【解決手段】遠隔監視センター30とエレベータロープの測定によって得られたロープ伸び率とロープ伸び率に基づいて判断されるロープ交換要否の情報とを有するロープ診断装置50と、それぞれ接続され、遠隔診断運転時にエレベータロープの遠隔診断運転を実施するエレベータ制御装置10であって、遠隔監視センター30により設定された遠隔診断開始時間になり、かつ診断対象となるエレベータの利用が無い時にエレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転を実施して、ロープ診断装置50に対してロープ伸び率を測定させるロープ診断実施手段と遠隔ロープ診断運転で得られたロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して遠隔ロープ診断運転の頻度を調整する運転頻度調整手段とを備える。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 遠隔監視センターと、エレベータロープの測定によって得られたロープ伸び率とロープ伸び率に基づいて判断されるロープ交換要否の情報とを有するロープ診断装置と、それぞれ接続され、遠隔診断運転時にエレベータロープの遠隔診断運転を実施するエレベータ制御装置であって、 前記遠隔監視センターにより設定された遠隔診断開始時間になると、エレベータロープに対する遠隔ロープ診断運転のタイミングであるときには、所定の診断項目の遠隔診断運転を実施するとともに、遠隔ロープ診断運転を実施して前記ロープ診断装置に対しロープ伸び率を測定させ、遠隔ロープ診断運転のタイミングでないときには、前記所定の診断項目の遠隔診断運転のみを実施する遠隔診断実施手段と、 前記遠隔ロープ診断運転で得られたロープ伸び率とエレベータの起動回数とロープの伸び率劣化特性とに基づきロープ伸び率劣化状態を特定して、前記遠隔ロープ診断運転の頻度を調整する運転頻度調整手段と、 を備え、 前記運転頻度調整手段は、 前記ロープ伸び率が第1の閾値に達するまでは、あらかじめ定めた定期診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が前記第1の閾値を超え第2の閾値に達するまでは、前記定期診断期間よりも短い第1の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施し、前記ロープ伸び率が第2の閾値を超えた場合には、前記第1の診断期間よりも短い周期の第2の診断期間で遠隔ロープ診断運転を実施するように前記遠隔ロープ診断運転のタイミングを調整する、 ことを特徴とするエレベータ制御装置。
IPC (2件):
B66B 5/00 ( 200 6.01) ,  B66B 5/12 ( 200 6.01)
FI (2件):
B66B 5/00 G ,  B66B 5/12 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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