特許
J-GLOBAL ID:201903016391176759

固体酸化物形燃料電池のアノード材料及びその製造方法、並びに固体酸化物形燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-142717
公開番号(公開出願番号):特開2019-029356
出願日: 2018年07月30日
公開日(公表日): 2019年02月21日
要約:
【課題】白金の使用量を低減しても固体酸化物燃料電池全体としての発電効率を大きく向上させることが可能なアノード材料の提供。【解決手段】従来型のアノードではYSZ等の酸化物電解質及びNiOxのスラリーを固体電解質上に焼き付け、水素雰囲気で還元することで、アノードが形成される(a)。これに対し本発明では、RhOx等の薄膜を表面に形成した後に上述の還元処理を行うことで、従来の三相界面モデルでは説明できない構造及び極めて高い活性を有する活性サイトが多孔質アノード中のいたるところに形成される(b)。この固体電解質の他方の面に市販の材料で作製したカソードを設けた単セルの固体酸化物燃料電池の発電性能を700°C及び650°Cの動作温度の下で評価したところ、極めて高い性能が確認された。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ジルコニアまたはセリア、ニッケル及び2価のカチオンとした場合のイオン半径が白金の2価のカチオンのイオン半径の±10%以内である1または複数種類の金属元素(ただし、前記金属元素が白金単独の場合を除く)を含むとともに、 前記金属元素の組成比が4〜400ppmの範囲である、 固体酸化物燃料電池のアノード材料。
IPC (5件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/90 ,  H01M 8/12 ,  H01M 4/92 ,  H01M 4/88
FI (7件):
H01M4/86 T ,  H01M4/90 M ,  H01M4/90 B ,  H01M8/12 101 ,  H01M4/86 U ,  H01M4/92 ,  H01M4/88 T
Fターム (16件):
5H018AA06 ,  5H018AS02 ,  5H018BB01 ,  5H018BB07 ,  5H018BB12 ,  5H018BB17 ,  5H018DD05 ,  5H018EE02 ,  5H018EE03 ,  5H018EE04 ,  5H018EE12 ,  5H018EE13 ,  5H018HH01 ,  5H018HH05 ,  5H018HH08 ,  5H126BB06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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