特許
J-GLOBAL ID:201903019889619630

段付きドリル及び段付きドリルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-539440
特許番号:特許第6576573号
出願日: 2018年01月22日
要約:
【課題】段部の切れ刃の切削性能を向上させることができる段付きドリル及び段付きドリルの製造方法を提供すること。 【解決手段】溝5は、段部3の第2切れ刃30を含む領域を形成する第1研削部50と、その第1研削部50よりも段部3のヒール7側の領域を形成する第2研削部51と、を備えるので、第1研削部50を研削する工程と、第2研削部51を研削する工程との2回の溝研削において、第1研削部50と第2研削部51とを交差させて研削することにより、第1切れ刃20に凸状刃部20aを形成することができる。即ち、第1研削部50の研削時に第2切れ刃30を所望の形状に形成できると共に、第2研削部51の研削時に砥石が第2切れ刃30に干渉することを抑制できるので、第2切れ刃30の径方向すくい角が大きな負の角度になることを抑制できる。よって、第2切れ刃30の切削性能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
【請求項1】 先端部に第1切れ刃を有する小径部と、その小径部の軸方向後端に接続されると共に第2切れ刃を有するテーパ状の段部と、前記小径部から前記段部にかけて一定のリードで形成されると共に前記小径部の軸に向けて凹設される溝と、を備える段付きドリルにおいて、 前記第1切れ刃は、その外周端側に形成されると共に前記小径部の回転方向に凸形状の凸状刃部を備え、 前記溝は、前記段部の前記第2切れ刃を含む領域を形成する第1研削部と、その第1研削部よりも前記段部のヒール側の領域を形成する第2研削部と、を備え、 前記第1研削部と前記第2研削部との交差部分によって前記凸状刃部が形成されることを特徴とする段付きドリル。
IPC (2件):
B23B 51/00 ( 200 6.01) ,  B23P 15/32 ( 200 6.01)
FI (4件):
B23B 51/00 H ,  B23B 51/00 S ,  B23B 51/00 L ,  B23P 15/32
引用特許:
出願人引用 (5件)
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