抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
筆者らは,衛星通信の高速化を目的としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号にPM(Phase Modulation)を適用し,定包絡線信号にしてから伝送するOFDM/PM方式について検討している.本研究では,OFDM方式とOFDM/PM方式について,ダイナミックレンジ低減法を適用した上で非線形増幅器を利用した場合における,BER(Bit Error Rate)特性および99%帯域幅特性の比較を行う.ダイナミックレンジ低減法として,波形歪みを伴わない選択マッピング(SLM;Selective Mapping)法を用いた.また,非線形増幅器は振幅を一定にし,位相のみ保存する特性を持つ増幅器を想定して検討を行った.OFDM信号とOFDM/PM信号の帯域幅を同等にした場合,所要BERが比較的高い10
-3の時はOFDM方式が,低い10
-4の時はOFDM/PM方式の方が必要なE
b/N
0が小さいという結論が得られた.(著者抄録)