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J-GLOBAL ID:202002212418008174   整理番号:20A1441172

亜鉛で悪化したM1ミクログリアはP2→7受容体を介して星状細胞の貪食を調節する【JST・京大機械翻訳】

Zinc-aggravated M1 microglia regulate astrocytic engulfment via P2×7 receptors
著者 (14件):
資料名:
巻: 61  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0779A  ISSN: 0946-672X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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星状細胞やミクログリアのようなグリア細胞は,これらのグリア細胞間のコミュニケーションを介して中枢神経系において重要な役割を果たす。活性化ミクログリアは,炎症性M1表現型または抗炎症性M2表現型のどちらかを示すことができ,これは細胞デブリの調節を含む星状細胞神経保護機能に影響する。最近,細胞外亜鉛は細胞内亜鉛蓄積と活性酸素種(ROS)生成を介してミクログリアの炎症性M1表現型を促進することが示されている。ここでは,ミクログリアの亜鉛増強炎症性M1表現型が星状細胞の貪食活性に影響するかを検討した。貪食活性は,リポ多糖類(LPS)活性化またはZnCl_2前処理LPS活性化M1ミクログリアからミクログリア条件培地(MCM)で処理した星状細胞で評価した。亜鉛キレート剤N,N,N′,N′-テトラキス(2-ピリジルメチル)エチレンジアミン(TPEN)およびROSスカベンジャートロロックスを用いて,ミクログリア表現型に対する亜鉛の効果も検証した。LPSによる星状細胞の処理は,貪食活性に有意な効果を示さなかったが,LPS誘導M1ミクログリアからのMCMは,星状細胞によるビーズ取り込みを増加した。ZnCl_2で前処理したLPS誘導M1ミクログリアからのMCMを星状細胞に適用した場合,この取込活性は抑制され,細胞内亜鉛キレート剤TPENとROSスカベンジャートロロックスによりさらに消失した。さらに,P2×7受容体(P2×7R)の発現は,M1ミクログリア由来のMCMで処理した星状細胞で増加したが,ZnCl_2で前処理したM1ミクログリアでは増加しなかった。これらの知見から,亜鉛前処理は,星状細胞P2×7Rの変化を介して,星状細胞における貪食活性を増加させるためのLPS誘導M1ミクログリアの能力を消失させることが示唆された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  消炎薬の基礎研究  ,  サイトカイン 

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