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J-GLOBAL ID:202002213533868366   整理番号:20A1712277

自閉症スペクトラム障害のコア社会症状に対する鼻腔内オキシトシンの効果: 無作為化臨床試験【JST・京大機械翻訳】

Effect of intranasal oxytocin on the core social symptoms of autism spectrum disorder: a randomized clinical trial
著者 (35件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1849-1858  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1362A  ISSN: 1359-4184  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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小規模研究は自閉症スペクトラム障害(ASD)における社会的欠損に対するオキシトシンの影響を記述しているが,大規模研究は行われていない。この無作為化,平行群,多施設,プラセボ対照,二重盲検試験において,2015年1月~2016年3月に106名のASD個人(18~48歳)を登録した。参加者は,無作為に6週間の鼻腔内オキシトシン(48IU/日,n=53)またはプラセボ(n=53)群に割り当てた。1人の参加者を分析した。オキシトシンは,一次エンドポイント,自閉症診断観察スケジュール(ADOS)相反性(8.5から7.7;P<0.001)を減少させたが,プラセボは,スコア(8.3から7.2;P<0.001)を低下し,群間差は見られなかった(効果サイズ-0.08;95%CI,-0.46から0.31;P=0.69)が,血漿オキシトシンは,プラセボ群(効果サイズ-1.12;-1.53から-0.70;P<0.0001)と比較し,オキシトシン群でベースラインからエンドポイントまで上昇した。二次エンドポイントの中で,オキシトシンは,プラセボ(2.0~1.8;P=0.43)と比較してADOS反復行動(2.0~1.5;P<0.0001)を減少させた(効果サイズ0.44;0.05~0.83;P=0.026)。加えて,社会的に関連する領域,別の二次エンドポイントに対する凝視固定の期間は,プラセボ(45.7から40.4;P=0.25)(効果サイズ0.55;0.10から1.0;P=0.018)と比較して,オキシトシン(41.2から52.3;P=0.03)によって増加した。他の二次エンドポイントでは有意な効果は見られなかった。有害事象の有病率の有意差は,グループ間で観察されなかったが,1人の参加者は,オキシトシン投与中に一時的なギンコマストニアを経験した。この所見に基づき,著者らは,成人男性における高機能ASDのコア社会的症状の治療に対する現在の用量と期間において,連続鼻腔内オキシトシン治療のみを推奨できないが,この大規模試験は,ASD反復行動を治療するためのオキシトシンの可能性を示唆する。Copyright Macmillan Publishers Limited, part of Springer Nature 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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食用油脂,マーガリン  ,  精神障害の薬物療法  ,  遺伝的変異  ,  精神障害の診断  ,  精神科の臨床医学一般 

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