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J-GLOBAL ID：202002214378438641   整理番号：20A2436773

抗菌,抗ウイルス,抗バイオフィルムコーティング

Antibacterial, Antiviral and Antibiofilim Coatings

著者 (3件)： 兼松秀行 (鈴鹿工高専) ,  河合里紗 (鈴鹿工高専) ,  佐藤涼 (鶴岡工高専)
資料名： 溶射  (日本溶射学会誌)
巻： 57  号： 4  ページ： 183-190  発行年： 2020年10月31日 
JST資料番号： S0589A  ISSN： 0916-6076  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新型コロナウイルスに起因するパンデミックは,現在,社会の構造を根底から変化させつつある。このような状況下では,必然的に世界中の人々の「感染」への関心が非常に高まっている。関心の高まりとともに,抗菌剤に関連する市場は,今や急速に拡大している。抗菌現象は,材料表面とマイクロバイオーム環境との相関関係と見なすことができる。したがって,表面仕上げ技術の観点からの問題解決アプローチは,効果的な対策を確立するための道を拓くことができる。表面仕上およびコーティング技術は,ビジネスだけでなく,人間主義の観点からも,この分野の産業問題を解決するための有望な方法の1つである。本論文では,マイクロバイオーム環境における抗菌,抗ウイルスおよび抗バイオフィルムコーティングの評価方法を紹介し,それらの試験研究および開発を示すことを試みた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *抗ウイルス薬 ,  ゲノム ,  *評価 ,  抗細菌作用 ,  抗ウイルス作用 ,  研究開発 ,  金属粉末 ,  溶射 ,  *抗細菌薬 ,  溶射層 ,  *被覆 ,  マイクロバイオーム ,  評価方法 ,  バイオフィルム
準シソーラス用語： 生物膜 ,  コーティング ,  抗バイオフィルム薬 ,  溶射皮膜

分類 (2件)： 表面処理一般  (WC08010R) ,  微生物に対する農薬  (FB06040Q)

引用文献 (55件)：

• 1) 株式会社Nint,: 「新型コロナウィルスの影響によるEC市場動向調査レポート」, https://bit.ly/2Zn7Jyz, (Retrieved 2020/9/16).
• 2) 井上晃, 兼松秀行ら:高専機構市場調査内部資料(非公開), (2020).
• 3) 平沼進 : SIAA(抗菌製品技術協議会)の認証活動, 第142回表面技術大会講演要旨集・資料, 名古屋(2020), 137ほか.
• 4) 太田知克 : 抗菌から“抗”バイオフィルムへ, 第142回表面技術大会講演要旨集, 名古屋,(2020), 132.
• 5) 射本康夫 : 材料の抗ウイルス試験法について, 第142回表面技術大会講演要旨集, 名古屋,(2020), 133.

タイトルに関連する用語 (3件)： 抗菌 ,  ウイルス ,  フィルムコーティング