抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2018年度から100人を超える大規模授業でもグループ学習によるアクティブラーニングを実現できるシステムを開発している。初年度にはグループ形成からグループ学習の評価までの一連のシステムを構築した。そして2019年度には,このシステムを2つの授業に適用し,グループディスカッションの可視化と変動制および固定制グループにおける学生の発話量に関する実証実験を行った。Research Questionsとして,ディスカッション評価システムの評価,グループ学習構成が学生の発話量に及ぼす影響,大規模授業におけるグループ学習の適用を設定し,実証実験では,計6回のグループ学習をディスカッション評価システムにて記録,分析した。グループ学習における学生個人の定量的評価が可能となったことにより,グループ学習におけるメンバの意図的な入れ替えの影響や教員から学生への指示の相違による効果を観察できた。本報告では,これらの実証実験の概要と結果を示すとともに,大規模授業におけるグループ学習の方法について提案する。(著者抄録)