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J-GLOBAL ID:202002227235766534   整理番号:20A1990865

有機酸を添加したマイクロ波加熱水熱酸浸出による リチウム電池正極材料(LiCoO2)のリサイクル

Recycle of cathode materials (LiCoO2) in Li-ion batteries with microwave-heating by hydrothermal leaching and organic acid additives
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 1-8(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1966A  ISSN: 2435-3450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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使用済みリチウムイオン電池に含まれるカソード材料(LiCoO2)のリサイクルのために,有機酸(クエン酸とシュウ酸)による水熱浸出を研究した。対流加熱による30分間の処理時間の423Kの0.4Mクエン酸によるLiCoO2の水熱浸出をマイクロ波支援加熱によるものと比較した。LiとCoの浸出収率は,対流加熱による収率よりもマイクロ波加熱でより高かった。シュウ酸の添加物によるLiCoO2の水熱浸出も調べた。この場合,おそらくCo-シュウ酸塩である固体残渣の収率はマイクロ波加熱により促進された。未反応のLiCoO2コアにおける表面境界層でのLiとCoの拡散は,おそらく浸出過程の制御段階である。マイクロ波は,加熱速度だけでなく,イオン-水クラスタの拡散にも影響し,従って,クエン酸に対する浸出効率およびシュウ酸に対する固体残渣形成を強化した。LiCoO2のクエン酸の熱水浸出に及ぼす処理温度,処理時間およびクエン酸濃度の影響を評価した。LiとCoの浸出収率の約100%が,0.4Mのクエン酸において423K以上で達成された。423Kでの0.4Mのシュウ酸による水熱浸出は,Liイオンを完全に浸出させるが,水に不溶性であるCoイオンとシュウ酸アニオン錯体が得られた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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二次電池 
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