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J-GLOBAL ID:202002233814673781   整理番号:20A0738247

流動接触分解プロセスを用いた油脂からの炭化水素燃料製造

Hydrocarbon Fuel Production from Lipids with Fluid Catalytic Cracking Process
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 10-19(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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油脂からの石油代替燃料および化学品原料の製造を目指し,流動接触分解(FCC)プロセスにおける油脂の脱酸素反応機構について検討した。飽和脂肪酸トリグリセリドを原料に用いた接触分解反応試験の結果から,外部水素を導入しないにもかかわらずH2Oとしての脱酸素化が支配的に進行することを確かめた。これは接触分解反応場で進行する水素移行反応の寄与によるものと考えられる。さらに,水素移行反応によるH2Oとしての脱酸素化はオレフィンの水素化よりも優先して進行することが示唆されたことから,油脂の接触分解において水素移行反応を促進することで,炭素損失を抑制した効率的な脱酸素化と高付加価値な炭化水素製造を達成できる可能性が示された。また,原料の不飽和度や分子構造が接触分解 ・ 脱酸素化に及ぼす影響について検討し,その最適化によって脱酸素反応の速度やH2O選択性の向上と多環芳香族炭化水素生成の抑制を両立できる可能性を見出した。これらの知見を活かすことで,FCCプロセスを用いた安価かつ効率的な油脂からの炭化水素燃料製造技術の開発への貢献が期待される。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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変性プロセス  ,  油脂の応用 
引用文献 (35件):
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