文献

J-GLOBAL ID：202002234546406586   整理番号：20A0603793

有害物質の溶出に係る判定方法

著者 (6件)： 井本由香利 (産業技術総合研) ,  宮口新治 (応用地質) ,  長谷川亮 (環境管理セ) ,  橋本洋平 (東京農工大) ,  平田桂 (MCエバテック) ,  水谷聡 (大阪市大)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 68  号： 3  ページ： 8-9  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・地盤環境分野での土壌溶出量測定や,産業廃棄物含有金属等の検定,自然由来の有害物質か否か等の3つの判定試験に関する環境省・環境庁告示やガイドラインを紹介。
・告示では,地下水に溶出する特定有害物質の濃度測定における検液作成方法,手順,操作条件を明確化し,有害物質溶出試験の試料調製方法,操作方法,測定方法などを改正。
・科学的根拠に乏しい従来の自然由来土壌汚染判定方法については,有害元素の濃縮率算出,汚染元素の存在状態(化学形態)や溶解性による判定などの研究進展に期待。

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  汚染土壌 ,  土壌分析 ,  土壌汚染物質 ,  *有害物質 ,  基礎地盤 ,  都市環境 ,  *溶出試験【化学物質】 ,  含有量 ,  産業廃棄物 ,  重金属 ,  成因 ,  環境省 ,  六価クロム ,  有機塩素化合物
準シソーラス用語： 自然由来 ,  地盤環境 ,  溶出量

分類 (2件)： 汚染原因物質一般  (SB05010P) ,  現地調査,土質試験  (RA03020I)

引用文献 (10件)：

• 渡邊保貴・保高徹生・井本由香利・川村功一・宮口新治・隅倉光博・肴倉宏史・水谷 聡・平田 桂・地盤環境社会実装委員会試験法ワーキンググループ: 地盤環境工学分野における溶出試験の活用と課題-判定試験としてのバッチ試験の課題整理-, 第12回環境地盤工学シンポジウム発表論文集, pp.481~488, 2017.
• Yasutaka, T., Imoto, Y., Kurosawa, A., Someya, M., Higashino, K., Kalbe, U. and Sakanakura, H.: Effects of colloidal particles on the results and reproducibility of batch leaching tests for heavy metal-contaminated soil, Soils Found., Vol.57, pp.861-871, 2017.
• Imoto, Y., Yasutaka, T., Someya, M. and Higashino, K.: Influence of solid-liquid separation method parameters employed in soil leaching tests on apparent metal concentration, Sci. Total Environ., Vol.624, pp.96-105, 2018.
• (株)環境管理センター: 平成29年度環境省請負業務結果報告書 平成29年度土壌汚染に係る測定技術等に関する調査検討業務報告書, 2018.
• (一社)廃棄物資源循環学会: 廃棄物関連試料の分析マニュアル, 2015.

タイトルに関連する用語 (2件)： 有害物質 ,  溶出