文献
J-GLOBAL ID:202002236135996519   整理番号:20A1636909

褐色腐敗菌Neolentinus lepideusによる牛乳からの抗高血圧ペプチドの生産【JST・京大機械翻訳】

Production of an antihypertensive peptide from milk by the brown rot fungus Neolentinus lepideus
著者 (6件):
資料名:
巻: 246  号:ページ: 1773-1782  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
発酵乳は,その生物活性ペプチドを介して発揮されるヒトの健康に有益な効果を有することが示されている。ラクトース発酵褐色腐朽菌Neolentinus lepideusは,牛乳を発酵することが示されている。しかし,生物活性ペプチドを生産する能力は検討されていない。したがって,本研究では,発酵乳中の抗高血圧ペプチドの産生に対するN.lepideusの能力を調べ,ペプチドを特性化することを目的とした。ここでは,基質として9%スキムミルクを用い,N.lepideusの菌糸で発酵させた。発酵乳は,Ile-ProおよびVal-Proを含む市販の酸乳と比較して,より高いアンギオテンシンI変換酵素(ACE)阻害活性を示した。逆相高速液体クロマトグラフィーによる単離と精製の結果として,ペプチド配列決定とMS分析に続いて,ジペプチドTyr-Pro(YP)を活性ペプチドとして同定した。発酵乳中のYP濃度は450μg/mlに達し,ACE阻害のIC_50より2倍高かった。続いて,YPの抗高血圧効果を,遺伝的高血圧のラットモデルで血圧の有意な低下を示す,ペプチドの静脈内注射を介し検証した。加えて,トランスクリプトミクス分析は,YPの収率増加に対するカルボキシペプチダーゼの可能性のある役割を明らかにした。これらの結果は,担子菌類による発酵が生物活性ペプチドを生産するための実行可能なアプローチであり,従って,機能性ペプチドのための費用対効果の高い大量生産システムの開発に適用できることを示した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品蛋白質  ,  生理活性ペプチド 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る