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J-GLOBAL ID：202002238659840452   整理番号：20A2244159

希土類酸化物担持アンモニア合成触媒の開発と活性点構造の解明

著者 (1件)： 佐藤勝俊 (京大 触媒・電池元素戦略研究拠点)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 43  号： 10  ページ： 672-676,649(1)  発行年： 2020年10月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・アンモニア合成のための希土類酸化物担持触媒Ru/Pr₂O₃の紹介。
・アンモニア合成触媒としては強い塩基性を有することが好ましく,Ru/MgOやRu/CeO₂と比べて強い塩基点を高密度に有するRu/Pr₂O₃。
・触媒活性に大きく影響する反応場となる金属種の表面構造および層状かつ結晶性の低い0.3~5nm程度の薄さのナノレイヤーとして析出した非常に特徴的な構造で担持されているPr₂O₃の表面へのRuの担持。
・アンモニア合成反応の律速段階であるN₂分子の結合切断に大きな影響を与える「強い塩基性」と「特殊な表面構造」を有するRu/Pr₂O₃。

シソーラス用語： 化学合成 ,  *ルテニウム触媒 ,  *担持触媒 ,  酸化プラセオジム ,  触媒活性 ,  塩基性 ,  アンモニア合成

分類 (1件)： 貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (17件)：

• ペトロテック, 43, (6), 410 (2020).
• 江口浩一, 触媒, 57, (1), 2 (2015).
• Klerke, C. H., Christensen, J. K., Nørskov, T., Vegge, J., Mater. Chem., 18, 2304 (2008).
• Perathoner, S., Centi, G., ChemSusChem, 7, 1274 (2014).
• Nishi, M., Chen, S. Y., Takagi, H., Sustainable Energy Fuels, 4, 832 (2020).

タイトルに関連する用語 (6件)： 希土類酸化物 ,  担持 ,  アンモニア ,  合成触媒 ,  開発 ,  活性点