抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の農業法人における正社員の人材育成(HRD)の効果と課題の特徴を調べるために,本研究では温室野菜に焦点を当て,主な農生産物を比較した。2016年に実施したアンケート調査のデータを分析した。結果は次の通りである。(1)「毎日のミーティングの実施」と「資格取得支援」は最も一般的で有効な対策である。(2)有能な正社員の「雇用」と「確保」は最も一般的な課題である。(3)温室野菜法人では指導・育成できる人材の不足に関して大きな課題となっている。(4)さらにHRDの実施割合は低い。これは温室野菜法人の従業員の期待の違いによる。(5)マニュアルを整備することや,同年代の正社員を複数確保することが有効と思われるが,「ジョブローテーション」や「部門分担制」はそうではない。したがって従業員のモチベーション向上および女性のキャリア開発に対する理解が特に重要である。(翻訳著者抄録)