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J-GLOBAL ID:202002248520632777   整理番号:20A2542639

桁上げ非厳密基本モジュールを用いた近似FPGAベース乗算器

Approximate FPGA-Based Multipliers Using Carry-Inexact Elementary Modules
著者 (5件):
資料名:
巻: E103.A  号:ページ: 1054-1062(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0466A  ISSN: 1745-1337  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近似乗算器設計は,精度損失の対価でハードウェア性能を改善するための有効な技法である。現在の近似乗算器は,主にASICベースであり,1つの特定のアプリケーション専用である。対照的に,FPGAは,その高性能,再構成可能性,および高速開発期間のため,多くのアプリケーションにおいて魅力的な選択である。本論文では,FPGAベースの仕組み(主にルックアップテーブルと桁上げチェーン)を採用することにより,近似乗算器を設計するための新しい方法論を提示した。面積と待ち時間は,桁上げ結果に関する近似を適用し,乗算器における桁上げ伝搬経路を切断することによって著しく減少した。さらに,基本モジュールとして提案した小型近似乗算器を用いることにより,アーキテクチャ空間上の高次乗算器を探索した。様々な精度とハードウェアの要求に関して,近似8×8乗算器における8つの構成を考察した。平均相対誤差距離(MRED)に関して,提案した8×8乗算器の誤差は1.06%と低かった。厳密な乗算器と比較して,提案設計は面積を43.66%,電力を24.24%削減できる。クリティカルパス待ち時間の減少は最大29.50%であった。提案乗算器設計は,他の設計と同等の精度で,より良い精度とハードウェアのトレードオフを有している。さらに,画像鮮鋭化処理を用いて,アプリケーションにおける近似乗算器の効率を評価した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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半導体集積回路 
引用文献 (17件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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