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J-GLOBAL ID:202002249769069362   整理番号:20A2114971

グリコール中のジルコニウムテトラ-n-プロポキシドの熱処理により調製したジルコニア粒子の形態と細孔構造

Morphology and pore structure of zirconia particles prepared by the thermal treatment of zirconium tetra-n-propoxide in glycols
著者 (2件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 410-414(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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300°CのC2-6グリコール中でのジルコニウム(IV)テトラ-n-プロポキシド(ZNP)の熱処理(Glycothermal法)によりジルコニア粒子を調製し,生成物の形態および細孔構造を調べた。X線回折の結果は,全ての場合に主として正方晶ジルコニア相のナノ結晶が得られることを明らかにした。しかし,生成物の形態と細孔構造は用いたグリコールに依存して全く異なった。1,4-ブタンジオール(1,4-BG)で調製した生成物は約5μmサイズの球状粒子であり,一方,他のグリコールでは微粒子の凝集が観察された。1,4-BGで得られた試料は大きな表面積を有し,メソ細孔領域に狭い細孔径分布を示した。このようなユニークな形態と細孔径を有する生成物の形成過程を調べるために,ZNPとグリコールの混合物をより低温で加熱した。200°Cでの1,4-BG中のZNPの熱反応は層状構造を持つ中間体をもたらし,その後の昇温によりナノ結晶ZrO2に変化した。これらの段階的結晶化プロセスは,1,4-BG中でのZNPの熱処理により得られた生成物のユニークな形態と細孔径をもたらす。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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窒素とその化合物  ,  セラミック・陶磁器の製造 
物質索引 (3件):
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