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J-GLOBAL ID:202002254926808955   整理番号:20A1856364

外耳道伝達関数による頭部状態認識手法

Ear Canal Transfer Function-based Facial Expression Recognition
著者 (4件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 1333-1342 (WEB ONLY)  発行年: 2020年08月15日 
JST資料番号: U0452A  ISSN: 1882-7764  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年注目されているヒアラブルデバイスにおいて求められる機能の1つとして,手や視界を占有することのないデバイス操作機能があげられる.既存製品や既存研究では認識精度や認識できるジェスチャの種類,センサの追加コストなどの点で課題が残る.これらの課題の解決のために我々は首,顎,顔の状態(頭部状態)にともなって外耳道が変形することに着目し,外耳道伝達関数を測定,解析することで現在の頭部状態を認識する手法を提案した.提案手法は外耳道内部の音を取得できるマイクを利用するため,ノイズキャンセリング機能などとの併用が可能であり,ヒアラブルデバイスとの親和性が高い.また,デバイスの着脱や時間経過による装着具合の誤差を補正することで,認識精度の向上を実現した.11名の被験者に対して21種類の頭部状態の認識実験を行った結果,各被験者の分類器の平均認識精度は,未補正時で40.2%(F値),補正時で62.5%(F値)となった.実際のアプリケーションでの利用を想定し,6種類の頭部状態の認識結果を行った結果,未補正時で74.4%(F値),補正時で90.0%(F値)の認識精度が得られた.(著者抄録)
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分類 (1件):
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人間機械系 
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