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J-GLOBAL ID:202002257592592247   整理番号:20A0559603

異なる栽植密度におけるイネの穀粒品質に対する有機質肥料と化学肥料の比較に関する形態学的分析

Morphological analysis on comparison of organic and chemical fertilizers on grain quality of rice at different planting densities
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 510-518 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イネ(Oryza sativa L.)の成長,収量,および穀粒品質に対する有機質肥料(イタリアンライグラスとボカシ)と化学肥料の影響に関する比較試験を,2013~2014および2014~2015年に異なる栽植密度で実施した。イタリアンライグラスは緑肥として土壌に鋤き込んだ。ボカシ(有機物の混合物)は基肥として使用した。収量およびその構成要素を測定するために,各処理には30か所のうねを選んだ。走査電子顕微鏡によって穀粒品質を調べて蓄積した物質を調べるために,各処理条件での米粒を収穫した。ボカシの処理では,通常の植栽密度で無施肥の場合と比較して,うね当たりの穂数,登熟の穀粒率,平米当たりの穂数,および穀粒収量が増加した。化学肥料の施肥では,栽植密度が高い場合には草丈が長くなった。イタリアンライグラスとボカシの施肥では,化学肥料とは対照的に,通常の栽植密度でアミロースと蛋白質の含量を下げて味点(対照に対する味スコア)を高くした。高い栽植密度における千粒重,平米当たりの穂数,および穀粒収量は,通常の栽植密度の場合よりも高かった。しかし,高密度ではうね当たりの穂数と穂当たりの小穂数は低くなった。その条件では,米粒のアミロース含有量も増加した。走査電子顕微鏡観察によれば化学肥料の施肥では蛋白質の粒子,並びにアミロプラストには痕跡量が残っていた。しかしボカシの施肥では,多くの澱粉粒を含む大きなアミロプラストが生じた。本研究では,イタリアンライグラスとボカシは化学肥料の減少分を相殺して米粒には十分量の澱粉を蓄積することが判明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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施肥法・肥効  ,  陸稲 

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