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J-GLOBAL ID:202002269256222251   整理番号:20A0518434

2015年4月29~30日のGobi砂漠におけるダストイベントの雲高計観測 発達したダスト嵐の突然の到着と逆転層内の塵埃の捕捉

Ceilometer Observation of a Dust Event in the Gobi Desert on 29-30 April 2015: Sudden Arrival of a Developed Dust Storm and Trapping of Dust Within an Inversion Layer
著者 (13件):
資料名:
巻: 15  ページ: 52-56(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アジアンダストは,ダストが発生源地域上空の自由対流圏に浮上すると,中緯度偏西風を通して長距離にわたって輸送されるが,大気境界層に残留するダストは遠くまで輸送されない。アジアンダストの主要な供給源領域である,ゴビ砂漠において,雲高計(コンパクトなライダー)は,モンゴル,ダランザドガドにおけるダストの鉛直分布をモニターした。2015年4月29~30日の期間に,雲高計は地上に発達した砂塵嵐を観測し,続いて1.2~1.8kmの高さのダスト層が続いた。砂塵嵐は,ダランザドガドに達する前に風上域ですでに発達した。また,この特徴は,雲高計観測データにおいても見られた。ダスト層は12時間にわたってほぼ同じ高さに留まり,これはダストが冷たい大気の上の1.2~1.5kmの高さの逆転層内にトラップされたためである。この結果は,逆転層がダストを自由対流圏に到達させることを妨ぎ,それにより,偏西風によるダストの長距離輸送を抑制することを示唆する。これは,観測データに基づく起源となる領域におけるダストのこのタイプの鉛直分布を報告する最初の論文である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気象学一般 
引用文献 (21件):

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