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J-GLOBAL ID：202002271300012274   整理番号：20A0700196

雑談型会話システムにおける共通評価指標の提案

Suggestion of the Common Evaluation Index Used Non-task-oriented Dialogue System

著者 (3件)： 中村健太 (同志社大 大学院) ,  土屋誠司 (同志社大) ,  渡部広一 (同志社大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2020  号： ICS-198  ページ： Vol.2020-ICS-198,No.1,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2020年02月29日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では雑談型会話システムを評価する尺度として行動指標を提案する.これまで雑談型会話システムの研究では,各システムの開発目標に沿ってアンケートを用いた評価項目が作成されてきた.そのため,システム間での比較が困難であり,またユーザからの受けは軽視されてきた.そこで,1)ユーザの快適さ,2)会話の自然さ,3)会話の人間らしさ,を測定する行動指標を提案した.その結果,ユーザの快適さは会話時間の長さで測定できることを示した.しかし残りの2点に関しては今後の検討が必要であることが示唆された.(著者抄録)

シソーラス用語： *システム ,  *ヒューマンファクタ ,  *対話処理 ,  *会話型処理 ,  自然言語処理 ,  *指標 ,  人間行動 ,  会話 ,  ヒューマンインタフェイス ,  *オーラルコミュニケーション ,  コミュニケーション ,  *行動指標
準シソーラス用語： 会話型システム ,  会話処理 ,  *雑談型会話システム ,  非タスク指向型会話システム ,  雑談 ,  ヒューマンコミュニケーション

分類 (3件)： 自然語処理  (JE06000L) ,  人間機械系  (IB03000G) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (19件)：

• 小松原剛志, 塩見昌裕, 神田崇行, 石黒浩, 萩田紀博. 理科室で授業の理解を支援するロボットシステム. 日本ロボット学会誌, 2015, Vol. 33, no.10, p. 789-799.
• 徳永礼. ロボット家電との音声会話がユーザに与える効果.エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集, 2015, p. 179-185.
• 小林峻也, 萩原将文. ユーザの嗜好や人間関係を考慮する非タスク指向型対話システム. 人工知能学会論文誌, 2016, DSF-502.
• 宅和晃志, 吉川大弘, 古橋武. 非タスク指向型対話システムにおけるあるあるツイートからの共感誘発型発話生成手法に関する検討. 知能と情報, 2018, vol. 30, no. 5, p. 744-752.
• 吉田諒, 安村通晃. 音声とテンキーを統合した視覚障害者向け携帯電話型家電リモコンの試作と評価. 情報処理学会研究報告音声言語情報処理, 2007,no.7, p. 17-22.

タイトルに関連する用語 (4件)： 雑談 ,  会話 ,  評価指標 ,  提案