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J-GLOBAL ID：202002273140549407   整理番号：20A0325050

社会とエネルギー 第17回 高効率純酸素燃焼ガスタービン発電システム

著者 (1件)： 内山洋司 (日本エレクトロヒートセ)
資料名： エレクトロヒート  (Electro-Heat)
号： 229  ページ： 56-64  発行年： 2020年01月15日 
JST資料番号： G0087B  ISSN： 0919-9721  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火力発電は国内外において電力供給の基幹電源としての役割を担っている。社会情勢の変化に伴い,火力発電に求められている技術開発のあり方も変わりつつある。社会ニーズとして,エネルギーセキュリティの確保,供給コストの低減,電力需要の負荷変動への対応に加えて,環境汚染の防止や地球温暖化への抑制も求められている。こういったニーズを技術的な面から解決していく方法として,数多くの異なる技術開発が検討されているが,ここでは,液体酸素から得られる高圧酸素と石炭ガス化炉から得られる高圧燃料を燃焼器で燃焼させ,バイオマスで生産された高圧水蒸気を温度希釈剤として高圧ガスタービンに注入するユニークな発電システムを紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *発電 ,  システム ,  燃焼 ,  酸素 ,  効率化 ,  ガスタービン ,  エネルギー安全保障
準シソーラス用語： *ガスタービン発電 ,  酸素燃焼 ,  純酸素

分類 (2件)： 内燃機関発電  (NB03050O) ,  ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (15件)：

• Pyong Sik Pak, Young Duk Lee, Kook Young Ahn; Characteristics and economic evaluation of a power plant applying oxy-fuel combustion to increase power output and decrease CO₂ emission, Energy, 35, (2010), pp.3230-3238.
• J.-M. Amann, M. Kanniche, C. Bouallou; Natural gas combined cycle power plant modified into an O₂/ CO₂ cycle for CO₂ capture, Energy Conversion and Management, 50, (2009), pp.510-521.
• M.C. Romano, G.G. Lozza; Long-term coal gasification-based power with near-zero emissions. Part B: Zeco-mag and oxy-fuel IGCC cycles, International Journal of Greenhouse Gas Control, 4, (2010), pp.469-477.
• 中尾吉伸、幸田栄一、高橋徹;CO2回収型次世代 IGCCシステムの開発-高効率化に向けたシステム構成及び運転条件に関する検討-、電力中央研究所報告書、M08006、(2008)
• Chenhua Gou, Ruixian Cai, Hui Hong; A novel hybrid oxy-fuel power cycle utilizing solar thermal energy, Energy, 32, (2007), pp.1707-1714.

タイトルに関連する用語 (6件)： 社会 ,  エネルギー ,  高効率 ,  純酸素 ,  燃焼 ,  ガスタービン発電