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J-GLOBAL ID：202002273256017049   整理番号：20A2780120

海岸砂丘群形成の実測と予測 -遠州灘に面した浜松篠原海岸の例-

MEASUREMENT AND PREDICTION OF COASTAL DUNE FORMATION ON HAMAMATSU-SHINOHARA COAST

著者 (6件)： 横田拓也 (日本大学大学院理工学研究科海洋建築工学専攻) ,  宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  小林昭男 (日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  星上幸良 (日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  勝木厚成 (日本大学一般教育) ,  野志保仁 (日本大学理工学部海洋建築工学科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_240-I_245(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 遠州灘に面した浜松篠原海岸に形成されている砂丘群の地形特性を現地観測により調べた.その上で,波による漂砂と飛砂を同時に考慮した地形変化予測モデルを用いて砂丘群形成の再現計算を行った.現地調査では,海浜背後において砂嘴と類似した形状の砂丘がリズミックに形成されており,また,砂丘幅が狭い場所では背後地までの波の遡上,ないし飛沫の飛散により保安林の松枯れが起きていることが明らかにされた.砂丘群の再現計算では,海岸線とほぼ平行に近い角度で風が吹き込む条件で砂丘群の発達が起こることが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： *砂丘 ,  海域 ,  静岡県 ,  海岸地形 ,  数値計算 ,  *過程 ,  構成 ,  その場観察 ,  飛砂 ,  変化 ,  予測 ,  *海岸砂丘 ,  再現計算 ,  *形成過程 ,  *地形発達
準シソーラス用語： 遠州灘 ,  *砂丘群 ,  *地形変化

著者キーワード (4件)： windblown sand ,  sand dune ,  cellular automaton method ,  Hamamatsu-shinohara coast

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (11件)：

• 1) Junaidi,青木伸一,加藤茂,片岡三枝子,若江直人,尼崎貴大 : 中田島砂丘における飛砂の特性と短期的地形変化に関する研究,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. B2-65,No. 1,pp. 621-625,2009.
• 2) 佐藤愼司 : 遠州灘浜松海岸の土砂移動実態,土木学会論文集 B,Vol. 64,No. 3,pp. 192-201,2008.
• 3) 横田拓也,小林昭男,宇多高明,芹沢真澄,野志保仁,勝木厚成 : 波による漂砂と飛砂を同時に考慮した地形変化予測モデル,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 75,No. 2,pp. I_469-I_474,2019.
• 4) 石川仁憲,宇多高明,古池鋼,貝沼征嗣,大橋祐 : 天竜川の流出土砂量の増量が西部遠州灘海岸にもたらす海岸保全上の効果,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 75,No. 2,pp. I_577-I_582,2019.
• 5) 宇多高明,石川仁憲,三波俊郎,青葉佳宏,大井戸志朗 : 静岡県浜松篠原海岸における粗粒材養浜後の地形変化実態,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 70,No. 2,pp. I_691-I_695,2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： 海岸砂丘 ,  実測 ,  予測 ,  遠州灘 ,  浜松 ,  海岸