文献
J-GLOBAL ID:202002273331094662   整理番号:20A2610395

冠動脈疾患:民族特異的ならびに民族横断的なゲノムワイド解析により,冠動脈疾患の民族特異的ならびに民族間で共通のリスク座位を同定する

Population-specific and trans-ancestry genome-wide analyses identify distinct and shared genetic risk loci for coronary artery disease
著者 (54件):
資料名:
巻: 52  号: 11  ページ: 1169-1177  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本人集団における冠動脈疾患(CAD)の遺伝学的特性を明らかにする目的で,日本人16万8228人(症例2万5892人と対照14万2336人)を対象とした大規模なゲノムワイド関連解析を実施した。この解析では,まず,日本人(症例1781人と対照2636人)のハプロタイプデータからなる参照パネルを新たに作成し,それを用いて遺伝子型のインピュテーション解析を行った。8つの新規感受性座位と,疾患の重症度および心血管死亡率の増加に寄与する日本人に特異的なレアバリアントが検出された。民族横断的なメタ解析により,さらに35の新規座位が見いだされた。このメタ解析の結果に基づいてCADのポリジェニックリスクスコア(PRS)を算出したところ,日本人集団のみ,またはヨーロッパ人集団のみを対象としたゲノムワイド関連解析の結果から算出したスコアを上回る予測性能が得られた。このPRSにより,さまざまな臨床パラメーターの中からリスク因子の優先順位付けを行うことができ,また,長期的な心血管死亡リスクの高い人を識別することができた。本研究で得られた知見は,CADの遺伝学的特性に関する臨床的理解に資するとともに,民族横断的メタ解析が非ヨーロッパ人集団のPRSの性能改善に役立つことを示唆するものである。Copyright Nature Japan KK 2020
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異 

前のページに戻る