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J-GLOBAL ID:202002279822483217   整理番号:20A0026766

キシラナーゼ間の加水分解モードの協力はPenicillium chrysogenum P33によるヘミセルロース加水分解の機構を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Cooperation of hydrolysis modes among xylanases reveals the mechanism of hemicellulose hydrolysis by Penicillium chrysogenum P33
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巻: 18  号:ページ: 1-13  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7049A  ISSN: 1475-2859  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キシラナーゼはキシラン骨格における内部β-1,4-グリコシド結合をランダムに切断し,炭水化物活性酵素(CAZy)データベースにおいて異なるファミリーに分類される。多くの糸状菌の単一株で複数のキシラナーゼが検出されているが,同じ微生物により分泌されたキシラナーゼの完全なセットにおける組成,相乗効果,および作用様式に関する研究は報告されていない。Penicillium chrysogenum P33によって分泌された3つのキシラナーゼすべてを発現し,特性化した。酵素Xyl1とXyl3はGH10ファミリーに属し,Xyl3はそのC末端にCBM1ドメインを含むが,Xyl2はGH11ファミリーに属する。最適温度/pH値は,Xyl1,Xyl2およびXyl3に対して,それぞれ35°C/6.0,50°C/5.0および55°C/6.0であった。3つのキシラナーゼは相乗効果を示し,最大相乗作用は異なるファミリーからのXyl3とXyl2の間で観察された。キシラナーゼ間の相乗作用もセルラーゼ(C)の加水分解を改善し,最大量の還元糖(5.68mg/mL)がC+Xyl2+Xyl3の組合せを用いて観察された。キシランに対するXyl1の酵素活性は低かったが,キシロオリゴ糖をキシロースに加水分解できることを示した。XYL2はキシランを長鎖キシロオリゴ糖に加水分解するが,Xyl3はキシランをより低い重合度で加水分解することを示した。相乗効果は異なるキシラナーゼの間に存在し,それは異なるファミリーからのキシラナーゼの間でより高かった。加水分解モードの協力は,異なるキシラナーゼ間の観察された相乗作用に対する主要な機構から成っていた。本研究は,GH11キシラナーゼの加水分解物がGH10キシラナーゼによってさらに加水分解されるが,逆ではないことを初めて示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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