抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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山梨県果樹試験場が育成した‘夢みずき’の若木時の施設栽培特性について調査した.1.2015年~2017年(樹齢5~7年生)の‘夢みずき’の生育は,満開日は2月25日,収穫始めは5月25日となり,‘日川白鳳’と比べて満開は2日早く,収穫始めは10日遅かった.‘白鳳’と比べると満開は3日早く,収穫始めは8日早かった.2.果実重は287gと‘日川白鳳’に比べ果実肥大に優れ,糖度は13.3°Brix,酸度はpH5.0で,糖度が高く酸味が少なく,食味は良好であった.着色は4.1で対照品種に比べ良好であったが,果実果頂部の突出程度はやや大きかった.3.施設栽培の‘夢みずき’は生理落果が見られた.生理落果は満開50日後から始まり,満開65日後頃まで続き,落果率は25%であった.4.無袋栽培では有袋栽培に比べ着色が劣り,裂果の発生や果点が多くなり,果実外観の品質が低下した.(著者抄録)