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J-GLOBAL ID:202002281004144011   整理番号:20A1528510

凝縮溶液中の単糖類と二糖類の短距離分子間相関:トレハロースのかさ高い特性【JST・京大機械翻訳】

Short-Distance Intermolecular Correlations of Mono- and Disaccharides in Condensed Solutions: Bulky Character of Trehalose
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 19  ページ: 10815-10825  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5044A  ISSN: 2470-1343  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乾燥や凍結のような極端な環境条件(クリプトビオーシス)に対する耐性を有する生物は,ストレス蛋白質や糖を蓄積することが知られている。二糖類であるトレハロースは,クリプトビジウム症との関連でかなりの注目を集めている。既に,他のモノおよび二糖類から最も高いガラス転移温度および異なる水和特性を有することが示されている。濃縮糖溶液中のクラスター化のような糖-糖相互作用を実験的に明らかにすることによるクリプトビジウムの理解の重要性にもかかわらず,分子間相互作用および/または相関により形成された糖溶液構造の直接実験的証拠はほとんどない。約3から120Åの実空間分解能を有する広角X線散乱法を用いて,0.05~0.65g/mLの広い濃度範囲で糖溶液(グルコース,フルクトース,マンノース,スクロースおよびトレハロース)の構造の特徴を明らかにした。低濃度では,得られた第2のビリアル係数は,すべての糖に対する反発性分子間相互作用と糖の種類に依存するそれらの間の差異を示した。このような反発力の存在にもかかわらず,短距離の分子間相関はすべての糖に対して高濃度で現れることが分かった。観察された散乱データおよびp(r)関数の濃度依存性は,トレハロースが,他の糖,すなわち嵩高い配列と比較して,溶液中でより無秩序な配列を好むことを明らかに示した。本知見は,特にトレハロースのクリプトバクシスに関連する糖の保護機能の分子機構への新しい洞察を提供するであろう。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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少糖類  ,  砂糖以外の糖 

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