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J-GLOBAL ID:202002286677966811   整理番号:20A0969595

液体水素冷却大型SMES コイル用MgB2 ラザフォード導体の開発

Development of MgB2 Rutherford Cable for Large-scale SMES Coils Cooled by Liquid Hydrogen
著者 (14件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 36-43(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0846A  ISSN: 0389-2441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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液体水素によって冷却された超伝導磁気エネルギー貯蔵(SMES)システムの実用化を実現するために,MgB2は将来のコスト低減と液体水素の温度以上の高い臨界温度の可能性の観点からSMESコイルの材料として有望である。SMESコイルの応用を実現するための主要な技術開発課題は,kAクラス電流容量を持つラザフォード超伝導ケーブルの作製であり,WindとReact(W&R)とReactとWind(R&W)法の両方を用いてコイルを作製することである。熱処理前のMgB2ストランドの許容曲げ歪に関するデータはほとんどないので,実験を行い,ケーブルの製造前に約4%と決定した。複雑な曲げ歪がケーブルとコイル製造プロセスの間にMgB2フィラメントに暴露されるので,ラザフォードケーブルを設計して,空間曲線理論の解析に基づいて開発した。しかし,設計に従って開発したケーブルを用いて測定した臨界電流は約30%劣化した。この劣化は,導体のストランド間の交差点における圧縮によって引き起こされるストランドの局所変形に起因すると説明できる。鎖断面のSEM画像をレビューすることによって観察されたNb障壁の破壊された部分は,臨界電流の劣化を引き起こすことができる。製造プロセスを比較する目的で,ラザフォードケーブルを用いて主に巻き込まれR&WとW&R法の両方を適用して製造された二つの二重パンケーキコイルを,直列に接続しコイルを励起した。その結果,600Aの動作電流を達成することに成功した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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超伝導材料  ,  電線・ケーブル 
引用文献 (22件):

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