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J-GLOBAL ID：202002287048219166   整理番号：20A0600330

分散型の水管理を通したあまみず社会のデザインと実践

DESIGN AND PRACTICES TOWARDS TO “RAINWATER SOCIETY” THAT DE-CENTRALIZED WATER MANAGEMENT FOR A SUSTAINABLE WELL-BEING SOCIETY

著者 (12件)： 田浦扶充子 (九州大学大学院工学府) ,  島谷幸宏 (九州大学工学研究院 環境社会部門) ,  小笠原洋平 (岡山県備中県民局 高梁川ダム統合管理事務所) ,  山下三平 (九州産業大学 建築都市工学部) ,  福永真弓 (東京大学大学院 新領域創成科学研究科) ,  渡辺亮一 (福岡大学 工学部) ,  皆川朋子 (熊本大学大学院 先端科学研究部) ,  森山聡之 (福岡工業大学 社会環境学部) ,  吉冨友恭 (東京学芸大学 環境教育研究センター) ,  伊豫岡宏樹 (福岡大学 工学部) ,  浜田晃規 (福岡大学 工学部) ,  竹林知樹 (九州大学大学院工学府)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 75  号： 5  ページ： I_153-I_168(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,都市の流域すべての場所で雨水の貯留・浸透を,良質な緑を増やしながら多世代が協力し,分散型水管理が実現される持続的な都市ビジョン「あまみず社会」を提案し,その有効性や実現可能性を検証するものである.そのため,都市の空間構成要素である個人住宅と中学校を取り上げ,安価で魅力的な貯留浸透の方法を考案,計画し,実装を試みた.「あまみず社会」の概念に基づいた魅力的な実装や要素技術は,治水・利水機能に加え,環境面,防災面,活動の広がりなど多面的な価値があることが明らかとなった.加えて,「あまみず社会」の実社会への普及に向け,多面的で重層的な働きかけを網羅的に試みることが有効であり,想定以上の広がりが得られることが確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *貯留 ,  *浸透 ,  *水管理 ,  管理 ,  実装 ,  雨水管理

分類 (1件)： 水利用,その他  (RC11030Q)

引用文献 (26件)：

• 1) 気象庁:気候変動監視レポート,2016.
• 2) 社会資本整備審議会:水災害分野における気候変動適応策のあり方について,pp.8,2015.
• 3) 水循環政策本部:水循環基本計画,pp.3,2015.
• 4) 社会技術研究開発センター:社会技術とは,https://ristex.jst.go.jp/aboutus/post_22.html\n
• 5) 堀井秀之:問題解決のための「社会技術」分野を超えた知の協働,pp.59,2004.\n

タイトルに関連する用語 (4件)： 水管理 ,  あまみ ,  社会 ,  デザイン