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J-GLOBAL ID:202002288632937149   整理番号:20A0430756

免疫生物学的乳酸菌から得た細菌様粒子の免疫調節特性:粘膜アジュバントとしての利用の展望【JST・京大機械翻訳】

Immunomodulatory Properties of Bacterium-Like Particles Obtained From Immunobiotic Lactobacilli: Prospects for Their Use as Mucosal Adjuvants
著者 (17件):
資料名:
巻: 11  ページ: 15  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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非生菌乳酸菌(LAB)は,細菌様粒子(BLP)と呼ばれる抗原送達プラットフォームとして提案されている。多くの研究は,多重抗原がペプチドグリカン表面に付着し,特異的免疫応答を成功裏に誘導するために使用されたLactococcus lactis由来BLPにより行われている。LABの免疫調節特性は菌株依存性であり,したがって,各個々の株から誘導されたBLPは異なるアジュバント能力を有することが確立されている。本研究において,免疫調節性(免疫原性)及び非免疫調節性Lactobacillus rhamnosus及びLactobacillus plantarum株からBLPを得て,弱毒化ロタウイルスワクチンにより誘発された腸及び全身免疫応答を改善する能力を比較評価した。結果は,非免疫調節性株から経口投与されたBLPが,マウスにおけるロタウイルスワクチンにより誘発された免疫応答において有意な変化を誘導しないことを示した。対照的に,免疫原性乳酸菌由来のBLPは,抗ロタウイルス腸IgAおよび血清IgGのレベル,Peyerのパッチおよび脾臓におけるCD24+B220+BおよびCD4+T細胞の数,および免疫細胞によるIFN-γの産生を改善することができた。興味深いことに,L.rhamnosus CRL1505およびL.rhamnosus IBL027から得られたそれらは,他の免疫原性細菌由来のBLPと比較して,腸および全身性体液性免疫応答をより効率的に増強した。本研究の知見は,最も効率的なアジュバント特性を有するものを見出すために,BLPの適切な選択を行うことが必要であることを示している。粘膜ワクチンの開発のための優れた代替法であるCRL1505およびIBL027株から誘導されたBLPに対する用語免疫ビオチン様粒子(IBLP)を提案する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫反応一般 
引用文献 (32件):
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