特許
J-GLOBAL ID:202003003098188943

超音波流量計、流量計測方法、および流量演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-195653
公開番号(公開出願番号):特開2020-063972
出願日: 2018年10月17日
公開日(公表日): 2020年04月23日
要約:
【課題】流量計測を中断することなく、流量計測と閾値電圧調整とを並行して行うことができる。【解決手段】閾値電圧調整部17が、ゼロクロス検出部14で得られた時刻配列D#iに基づいて、検出電圧Vin#iのうち、トリガー点以降に最初に検出された先頭ゼロクロス点が、目標ゼロクロス点または目標ゼロクロス点の1周期前に位置するゼロクロス点、すなわち予め設定されている追従ゼロクロス点に相当する、検出電圧Vin#iの度合Rを計算し、得られた度合Rと予め設定されている閾値Rthとの比較結果に基づいて閾値電圧Vsを調整する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一対のトランスデューサ間で計測対象となる流体を介して超音波信号を両方向で送受信する計測工程をN(Nは2以上の整数)回実施し、これら計測工程により検出した前記超音波信号の伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、 前記超音波信号を受信したトランスデューサから出力される検出電圧Vin#i(iは1〜Nの整数)と予め設定されている閾値電圧Vsとを比較し、前記検出電圧Vin#iが前記閾値電圧Vsと交差したトリガー点以降に、前記検出電圧Vin#iが最初にゼロ電圧と交差するゼロクロス点を検出し、前記ゼロクロス点のゼロクロス時刻を前記検出電圧Vin#iと対応する時刻配列D#iに順次格納するゼロクロス検出部と、 前記時刻配列D#iから予め設定されている複数の目標ゼロクロス点に関する目標ゼロクロス時刻をそれぞれ抽出し、これら目標ゼロクロス時刻から求めた前記伝搬時間差に基づいて、前記流体の流量を計測する流量計算部と、 前記検出電圧Vin#iのうち、最初に検出された先頭ゼロクロス点が、予め定めた周期分だけ前記目標ゼロクロス点の前に位置する追従ゼロクロス点に相当する、検出電圧Vin#iの度合を計算し、前記度合と予め設定されている閾値との比較結果に基づいて前記閾値電圧Vsを調整する閾値電圧調整部と を備えることを特徴とする超音波流量計。
IPC (2件):
G01F 1/66 ,  G01F 1/00
FI (2件):
G01F1/66 101 ,  G01F1/00 F
Fターム (9件):
2F030CA03 ,  2F030CE02 ,  2F030CE04 ,  2F030CE05 ,  2F030CE07 ,  2F030CE09 ,  2F035DA08 ,  2F035DA14 ,  2F035DA19
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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