特許
J-GLOBAL ID:202003004167832899

ニッケルリチウム金属複合酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 特許業務法人井澤国際特許事務所 ,  井澤 洵 ,  井澤 幹 ,  茂木 康彦 ,  三谷 祥子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-086290
公開番号(公開出願番号):特開2017-193471
特許番号:特許第6739981号
出願日: 2016年04月22日
公開日(公表日): 2017年10月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】リチウム源として炭酸リチウムを使用する以下の式(1)で表されるニッケルリチウム金属複合酸化物の製造方法であって、 上記製造方法は以下の工程1及び/又は工程1’と工程2とを含み、 (式(1)中、0.90<a<1.10、1.7<b<2.2、0.01<x<0.15、かつ0.005<y<0.10であり、MはAlを必須元素として含み、Mn、W、Nb、Mg、Zr、及びZnから選ばれる元素を含んでもよい金属である。) (工程1)ニッケル水酸化物及び/又はニッケル酸化物と、コバルト水酸化物及び/又はコバルト酸化物とを含む前駆体に、金属Mの水酸化物及び/又は金属Mの酸化物と、炭酸リチウムを混合する、混合工程。 (工程1’)ニッケル水酸化物及び/又はニッケル酸化物と、コバルト水酸化物及び/又はコバルト酸化物と、金属Mの水酸化物及び/又は金属Mの酸化物とを含む前駆体に、炭酸リチウムを混合する、混合工程。 (工程2)工程1及び/又は工程1’で得られた混合物を焼成炉で焼成することによって焼成物を得る、焼成工程。 そして上記工程2において、 上記混合物が容器本体と蓋とからなる容器の内部に充填された状態で上記焼成炉に置かれ、 上記容器にはそれぞれ異なる給気路と排気路が形成されており、 上記焼成炉の外から上記給気路を経て、酸化性ガスが加熱された状態で上記容器の内部に供給されること、 上記工程2を経て上記炭酸リチウムの残留量が1重量%以下(ただし上記工程2で得られた焼成物全量を100重量部とする)であるニッケルリチウム金属複合酸化物焼成物が得られること、 を特徴とする、 ニッケルリチウム金属複合酸化物の製造方法。
IPC (3件):
C01G 53/00 ( 200 6.01) ,  H01M 4/525 ( 201 0.01) ,  H01M 4/505 ( 201 0.01)
FI (3件):
C01G 53/00 A ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/505
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (13件)
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