特許
J-GLOBAL ID:202003006734226744

列車自動運転システムおよび自動運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人光陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-127986
公開番号(公開出願番号):特開2020-010457
出願日: 2018年07月05日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】先行列車が次駅に長く停車していることで後続列車が走行途中でATC制御によって停止してしまうのを回避し、乗り心地の改善やエネルギ効率の向上を図る列車自動運転システムを提供する。【解決手段】列車自動運転システムは、走行パターンに従って列車を走行させる車上装置と、先行列車の在線位置情報を後続の列車へ送信するATC地上装置16とを備える。車上装置は、ATC地上装置16から受信した先行列車の在線位置情報に基づいて先行列車の同一ブロックの滞在時間を計時し、自列車位置が停止点よりも所定の距離だけ手前の位置に到達したと判断すると、滞在時間に応じてATCの速度照査パターンを越えない範囲内で、基準となる走行パターンの速度と異なる速度の走行パターンを生成する。車上の自動運転制御装置は、列車速度が生成された走行パターンに従った速度で走行するよう、走行駆動装置およびブレーキ装置を制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
走行駆動装置およびブレーキ装置を制御することで走行パターンに従って列車を走行させる機能を有する車上装置と、 軌道上を走行している列車の在線位置を把握するとともに、把握した列車の在線位置情報を後続の列車へ送信する地上装置と、を備えた列車自動運転システムであって、 前記車上装置は、 走行区間毎に基準となる走行パターンを記憶する走行パターン記憶手段と、 前記地上装置からの情報を受信可能な情報受信手段と、 自列車の位置を把握する位置把握手段と、 所定の位置を停止点として設定し当該停止点を終点とする走行パターンを生成する走行パターン生成手段と、 前記地上装置から受信したATC情報に基づいて生成された速度照査パターンに従って走行速度を制御する制御手段と、 を備え、前記情報受信手段により受信した先行列車の在線位置情報に基づいて先行列車の同一ブロックの滞在時間を計時し、前記位置把握手段により把握した在線位置情報に基づいて自列車位置が前記停止点よりも所定の距離だけ手前の位置に到達したと判断すると、前記滞在時間が標準滞在時間と異なる場合に前記滞在時間に応じて、前記速度照査パターンを越えない範囲内で前記基準となる走行パターンの速度と異なる速度の走行パターンを生成し、当該走行パターンに従った速度となるように走行駆動装置およびブレーキ装置を制御するように構成されていることを特徴とする列車自動運転システム。
IPC (2件):
B60L 15/40 ,  B61L 23/14
FI (2件):
B60L15/40 A ,  B61L23/14 A
Fターム (9件):
5H125AA05 ,  5H125CA06 ,  5H125CB09 ,  5H125CC05 ,  5H125EE55 ,  5H161AA01 ,  5H161BB02 ,  5H161DD02 ,  5H161EE07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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