特許
J-GLOBAL ID:202003008275510852

2種類の物質を連通するためのシリンジ装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-543606
特許番号:特許第6779220号
出願日: 2016年09月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】シリンジ装置であって、 第1の収容室を備える、投与ホルダーであって、該第1の収容室には、第1の物質を収容する第1のカートリッジが装填され、該第1のカートリッジの前端部には第1の封止部が形成されている、前記投与ホルダーと、 中空のシリンダー部と、 第1の針先及び第2の針先を有する両頭針組立体と、 を備え、 前記シリンダー部は、 前記シリンダー部の一方の端部から少なくとも部分的に挿入された前記投与ホルダーを摺動可能に保持するホルダー摺動部と、 前記シリンダー部の他方の端部側に設けられた第2の収容室であって、該第2の収容室には、第2の物質を収容する第2のカートリッジが装填され、該第2のカートリッジの前端部には第2の封止部が形成されている、前記第2の収容室と、 前記ホルダー摺動部と前記第2の収容室との間に形成された両頭針摺動部であって、前記両頭針組立体が、前記両頭針摺動部内で、前記第1の針先が前記ホルダー摺動部に向き、前記第2の針先が前記第2の収容室に向いた状態で、第1の位置から第2の位置まで摺動可能である、前記両頭針摺動部と、 を備え、 前記投与ホルダーを前記ホルダー摺動部内で前記第2の収容室に向かって押し込むとき、前記第1の針先が前記第1のカートリッジの第1の封止部を開封することなく穿刺した第1の状態が形成され、前記両頭針組立体は、前記第1のカートリッジの前記第1の封止部が前記第1の針先を押すことにより発生した力で前記第1の位置から移動され、 前記両頭針組立体は、連続的に移動されることによって、前記第1の針先が前記第1の状態を維持すると共に前記第2の針先が前記第2のカートリッジの第2の封止部を開封することなく穿刺する閉塞状態を形成し、 前記両頭針組立体は、前記閉塞状態を維持しつつ前記第2の位置へとさらに移動され続け、前記第1のカートリッジの第1の封止部が前記第1の針先によって開封されると共に前記第2のカートリッジの前記第2の封止部が前記第2の針先によって開封される連通状態を達成する、シリンジ装置。
IPC (1件):
A61J 1/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61J 1/20 316 A ,  A61J 1/20 314 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
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