特許
J-GLOBAL ID:202003008301534625

溶鋼の取鍋精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 萩原 康司 ,  金本 哲男 ,  扇田 尚紀 ,  齊藤 隆史 ,  三根 卓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-201638
公開番号(公開出願番号):特開2020-066786
出願日: 2018年10月26日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
【課題】通電加熱を伴う取鍋精錬において、吸窒反応の発生をより確実に抑制すること。【解決手段】本発明は、取鍋内の溶鋼表面にスラグ層を形成し、電極をスラグ層に浸漬させて通電する溶鋼の取鍋精錬方法に関し、スラグ層に浸漬される電極は、2本又は3本であり、取鍋の底面には、ガス吹き込み用プラグが1本設けられており、溶鋼表面における取鍋内径をDs[m]とし、溶鋼表面を取鍋の上方から見たときに、溶鋼表面での電極の位置、又は、電極の溶鋼表面への投影位置に外接し、かつ、直径が最小となる円である電極外接円の直径をD[m]としたときに、比率(Ds/D)が、以下の式(1)を満足し、溶鋼表面において、ガス吹き込み用プラグの中心軸が、電極外接円上又は電極外接円の内側を通り、攪拌用ガスの流量Q[NL/min/t]が、以下の式(2)を満足する。 1.8 ≦ Ds/D ≦3.5 ・・・式(1) 0.3 ≦ Q ≦4.5 ・・・式(2)【選択図】図2B
請求項(抜粋):
取鍋内の溶鋼表面にスラグ層を形成し、電極を前記スラグ層に浸漬させて通電する溶鋼の取鍋精錬方法において、 前記スラグ層に浸漬される前記電極は、2本又は3本であり、 前記取鍋の底面には、前記取鍋内に保持された前記溶鋼を攪拌する攪拌用ガスを吹き込むガス吹き込み用プラグが1本設けられており、 溶鋼表面における取鍋内径をDs[m]とし、前記溶鋼表面を前記取鍋の上方から見たときに、前記溶鋼表面での前記2本もしくは3本の電極の位置、又は、前記2本もしくは3本の電極の前記溶鋼表面への投影位置に外接し、かつ、直径が最小となる円である電極外接円の直径をD[m]としたときに、前記取鍋内径に対する前記電極外接円の直径の比(Ds/D)が、以下の式(1)を満足し、 前記溶鋼表面において、前記ガス吹き込み用プラグの中心軸が、前記電極外接円上、又は、前記電極外接円の内側を通り、 前記攪拌用ガスの流量をQ[NL/min/t]としたときに、当該攪拌用ガスの流量が、以下の式(2)を満足する、溶鋼の取鍋精錬方法。
IPC (3件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/072 ,  B22D 1/00
FI (4件):
C21C7/00 G ,  C21C7/072 P ,  B22D1/00 P ,  B22D1/00 A
Fターム (4件):
4K013CA23 ,  4K013CD01 ,  4K013CD02 ,  4K013CF13
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭49-027414
  • アーク式底吹き電気炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-175753   出願人:日新製鋼株式会社
  • 電気炉の羽口配置構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303410   出願人:新日本製鐵株式会社, トピー工業株式会社
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審査官引用 (9件)
  • 特開昭49-027414
  • アーク式底吹き電気炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-175753   出願人:日新製鋼株式会社
  • 電気炉の羽口配置構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-303410   出願人:新日本製鐵株式会社, トピー工業株式会社
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