特許
J-GLOBAL ID:202003008504532237

屋内状態推定方法および屋内状態推定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 史旺 ,  大橋 剛之 ,  河田 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-218420
公開番号(公開出願番号):特開2020-088529
出願日: 2018年11月21日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】ある環境で取得したラベルありデータを用いて、異なる環境での屋内設備の状態推定を実現する。【解決手段】無線LAN電波のチャネル状態情報から、転移元環境の状態変化に応じたラベルありデータと、転移先環境の状態変化に応じたラベルなしデータとを収集するステップ1と、各データからそれぞれ状態変化が発生したタイミングを推定するステップ2と、状態変化前後のラベルありデータとラベルなしデータから、MUSICアルゴリズムを用いて、AoAとToFのスペクトラムをそれぞれ求めてその差分をそれぞれ計算するステップ3と、転移元環境と転移先環境で得られた状態変化前後の各スペクトラムの差分を用いて、転移元環境で得られたラベルありデータの転移学習を行い、転移先環境のラベルなしデータから転移先環境の屋内設備の状態変化を推定するステップ4とを有する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
屋内に配置された無線LAN送信機と無線LAN受信機との間で送受信される無線LAN電波を分析し、教師あり機械学習を用いて屋内設備の状態を推定する屋内状態推定方法において、 状態変化に応じたラベルありデータが存在する環境を転移元環境、ラベルなしデータのみが存在する環境を転移先環境とし、 前記無線LAN電波のチャネル状態情報から、前記転移元環境の状態変化に応じたラベルありデータと、前記転移先環境の状態変化に応じたラベルなしデータとを収集するステップ1と、 前記転移元環境の前記ラベルありデータおよび前記転移先環境の前記ラベルなしデータから、それぞれ状態変化が発生したタイミングを推定するステップ2と、 前記状態変化が発生したタイミングに応じて状態変化前後の前記ラベルありデータと前記ラベルなしデータから、MUSICアルゴリズムを用いて、電波の到来角AoAと電波の到達時間ToFのスペクトラムをそれぞれ求め、該状態変化前後のスペクトラムの差分をそれぞれ計算するステップ3と、 前記転移元環境で得られた前記状態変化前後のスペクトラムの差分と、前記転移先環境で得られた前記状態変化前後のスペクトラムの差分を用いて、前記転移元環境で得られた前記ラベルありデータの転移学習を行い、前記転移先環境の前記ラベルなしデータから前記転移先環境の屋内設備の状態変化を推定するステップ4と を有することを特徴とする屋内状態推定方法。
IPC (2件):
H04Q 9/00 ,  G06N 20/00
FI (3件):
H04Q9/00 311K ,  H04Q9/00 301C ,  G06N99/00 153
Fターム (8件):
5K048AA04 ,  5K048BA34 ,  5K048BA51 ,  5K048DB01 ,  5K048EB11 ,  5K048EB13 ,  5K048HA01 ,  5K048HA02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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