特許
J-GLOBAL ID:202003010471980357

ボルト破断式アクチュエータの制御装置、制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤谷 修 ,  一色 昭則 ,  角谷 智広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-245991
公開番号(公開出願番号):特開2020-107126
出願日: 2018年12月27日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】ボルト破断式アクチュエータの制御性を向上させること。【解決手段】ボルト破断式アクチュエータの制御装置2は、形状記憶合金体10の温度を測定する第1温度センサ20と、加熱部13の温度を測定する第2温度センサ21と、形状記憶合金体10のひずみを測定するひずみゲージ22と、モデル予測制御によって形状記憶合金体10の応力を制御する制御部23とを有している。制御部23は、状態量を形状記憶合金体10の温度T(t)、加熱部13の温度Th (t)、応力σ(t)、ひずみε(t)、マルテンサイト相体積分率ξ(t)を状態量とし、制御入力を加熱部13への印加電圧として、各状態量のうち、温度T(t)、温度Th (t)、ε(t)については測定値を用い、応力σ(t)およびξ(t)については支配方程式により推定される推定値を用いて、状態量の支配方程式とに基づき、モデル予測制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
形状記憶合金からなり、貫通孔を有した形状記憶合金体と、前記形状記憶合金体の前記貫通孔に通され、前記形状記憶合金体を前記貫通孔の軸方向において第1拘束材と第2拘束材とを用いて拘束するボルトと、前記形状記憶合金体に接触し、電圧の印加によって発熱する加熱部と、を有したボルト破断式アクチュエータの、作動時刻を制御するボルト破断式アクチュエータの制御装置において、 前記形状記憶合金体の温度を測定する第1温度センサと、 前記加熱部の温度を測定する第2温度センサと、 前記形状記憶合金体のひずみを測定するひずみゲージと、 モデル予測制御によって前記形状記憶合金体の応力を制御する制御部と、 を有し、 前記制御部は、状態量を前記形状記憶合金体の温度T(t)、前記加熱部の温度Th (t)、前記形状記憶合金体に係る応力σ(t)、前記形状記憶合金体のひずみε(t)、前記形状記憶合金体のマルテンサイト相体積分率ξ(t)、とし、制御入力を前記加熱部への印加電圧として、各前記状態量のうち、前記形状記憶合金体の温度T(t)については前記第1温度センサにより測定した測定値、前記加熱部の温度Th (t)については前記第2温度センサにより測定した測定値、前記形状記憶合金体のひずみε(t)については前記ひずみセンサにより測定した測定値を用い、前記形状記憶合金体に係る応力σ(t)および前記形状記憶合金体のマルテンサイト相体積分率ξ(t)については支配方程式により推定される推定値を用いて、前記状態量の支配方程式に基づき、モデル予測制御を行う、 ことを特徴とするボルト破断式アクチュエータの制御装置。
IPC (1件):
G05D 15/01
FI (1件):
G05D15/01
引用特許:
審査官引用 (1件)

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