特許
J-GLOBAL ID:202003014497985620

計測制御装置、分光計測装置、及び計測制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  諏澤 勇司 ,  秋元 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-244664
公開番号(公開出願番号):特開2020-106370
出願日: 2018年12月27日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】計測対象物に特徴部位が存在するか否かを判定するための計測回数を低減する。【解決手段】計測制御装置20は、区分領域R内の計測点Pの分光データに基づき当該計測点Pが特徴部位Mである確からしさを示す指標値を取得する指標値取得部23と、各区分領域Rに特徴部位Mが含まれる確からしさを示すスコアを記憶し、指標値に基づき算出した当該区分領域Rの最新のスコアを記憶するスコア記憶部24と、指標値に基づき算出される、計測すべき好ましさを表す好適度に基づき、次に分光データを取得すべき区分領域Rに決定する計測領域決定部25と、少なくとも1つの区分領域Rの最新のスコアが第1基準を満たしている場合に特徴部位Mが存在し、全ての区分領域Rの最新のスコアが第2基準を満たしている場合に特徴部位Mが存在しないと判定する特徴部位存否判定部26と、を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
予め決められた特徴、又は、予め決められた特徴とは異なる特徴を有する特徴部位が計測対象物に存在するか否かを前記計測対象物の分光データに基づいて判定する計測制御装置であって、 前記計測対象物を複数の区分領域に区分する区分領域区分部と、 前記計測対象物上の計測点における前記分光データを取得する分光データ取得部と、 前記分光データ取得部により取得された前記分光データに基づいて、当該分光データが取得された計測点が前記特徴部位である確からしさを示す指標値を取得し、取得された前記指標値を当該分光データが取得された計測点が含まれる前記区分領域と対応付ける指標値取得部と、 複数の前記区分領域のそれぞれに対応付けられた、当該区分領域に前記特徴部位が含まれる確からしさを示すスコアの初期値を記憶するとともに、当該区分領域の新たな前記スコアが取得された場合に、当該新たな前記スコアを当該区分領域の最新の前記スコアとして記憶するスコア記憶部と、 前記指標値取得部により取得された前記指標値に基づいて、計測すべき好ましさを表す好適度を複数の前記区分領域のそれぞれについて算出し、算出された前記好適度に基づいて、次に分光データを取得すべき前記区分領域である追試区分領域を決定する計測領域決定部と、 前記スコア記憶部に記憶されている最新の前記スコアに基づいて、前記特徴部位が前記計測対象物に存在するか否かを判定する特徴部位存否判定部と、を備え、 前記分光データ取得部は、前記計測領域決定部により決定された前記追試区分領域に含まれる計測点における前記分光データである追試分光データを取得し、 前記指標値取得部は、前記分光データ取得部により取得された前記追試分光データに基づいて当該計測点における前記指標値である追試指標値を取得し、取得された前記追試指標値を当該計測点が含まれる前記追試区分領域と対応付け、 前記スコア記憶部は、前記指標値取得部により取得された前記追試指標値に基づいて、当該追試指標値と対応付けられている前記追試区分領域の新たな前記スコアを算出し、算出された新たな前記スコアを当該追試区分領域の最新の前記スコアとして記憶し、 前記計測領域決定部は、前記指標値取得部により取得された前記追試指標値に基づいて新たな前記好適度を算出し、 前記特徴部位存否判定部は、 前記スコア記憶部に記憶されている、少なくとも1つの前記区分領域の最新の前記スコアが、予め設定された第1基準を満たしていると判定される場合に、前記特徴部位が前記計測対象物に存在すると判定し、 前記スコア記憶部に記憶されている、全ての前記区分領域のそれぞれの最新の前記スコアが、予め設定された第2基準を満たしていると判定される場合に、前記特徴部位が前記計測対象物に存在しないと判定する、計測制御装置。
IPC (1件):
G01J 3/44
FI (1件):
G01J3/44
Fターム (9件):
2G020CA01 ,  2G020CA02 ,  2G020CA04 ,  2G020CB23 ,  2G020CC02 ,  2G020CC63 ,  2G020CD03 ,  2G020CD24 ,  2G020CD36
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 第106回 人工知能基本問題研究会, 20180316, 第94〜99頁
審査官引用 (2件)
  • 第106回 人工知能基本問題研究会, 20180316, 第94〜99頁
  • 第106回 人工知能基本問題研究会, 20180316, 第94〜99頁

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