特許
J-GLOBAL ID:202003017948226719

タイヤユニフォミティデータの補正方法およびタイヤユニフォミティマシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-164546
公開番号(公開出願番号):特開2020-037299
出願日: 2018年09月03日
公開日(公表日): 2020年03月12日
要約:
【課題】過剰な剛性を有したTUMを用いることなく、高速で回転する各種タイヤの高次成分の周波数に対しても正確な(精度の高い)タイヤユニフォミティデータを求めることが可能なタイヤユニフォミティデータの補正方法およびTUMを提供する。【解決手段】何も付加されていない第1の状態のTUM1の固有振動特性を予め計測する装置固有振動特性計測工程と、実際のタイヤ2および実際のタイヤ2に対応した実際のリム3が取り付けられた状態のTUM1の荷重伝達特性を補正する第1の補正伝達関数Z1を導出する補正伝達関数Z導出工程と、実際のタイヤ2および前記実際のリムを取り付けた状態のタイヤユニフォミティデータに、前記補正伝達関数Z導出工程で導出した前記第1の補正伝達関数Z1を乗ずる演算処理を行なうタイヤユニフォミティデータ補正工程と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転ドラムと接触して従動回転しているタイヤを保持するタイヤ軸に発生するタイヤユニフォミティ波形を測定する前記タイヤ軸側のハウジングに設置した力センサと、前記力センサで測定したタイヤユニフォミティ波形に所定の信号処理を施し、タイヤユニフォミティデータとして出力する信号処理演算部と、を有するタイヤユニフォミティ測定部を備えたタイヤユニフォミティマシンにおける、タイヤユニフォミティデータの補正方法であって、 何も付加されていない第1の状態の前記タイヤユニフォミティマシンの固有振動特性を予め計測する装置固有振動特性計測工程と、 前記装置固有振動特性計測工程を前記第1の状態で実施した場合を考慮に入れ、前記タイヤユニフォミティ波形を測定する対象の実際のタイヤとこの実際のタイヤに対応した実際のリムが取り付けられた状態の前記タイヤユニフォミティマシンの荷重伝達特性を補正する補正伝達関数Zとしての第1の補正伝達関数Z1を導出する補正伝達関数Z導出工程と、 前記実際のタイヤおよび前記実際のリムを取り付けた状態で前記タイヤユニフォミティ波形を前記力センサで測定し、前記所定の信号処理を施し出力されるタイヤユニフォミティデータに、前記補正伝達関数Z導出工程で導出した前記第1の補正伝達関数Z1を乗ずる演算処理を行なうタイヤユニフォミティデータ補正工程と、 を有したことを特徴とするタイヤユニフォミティデータの補正方法。
IPC (1件):
B60C 19/00
FI (1件):
B60C19/00 H
Fターム (1件):
3D131LA22
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る