特許
J-GLOBAL ID:202003018388227680

デュアル機能タンパク質およびその誘導体を生産するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山尾 憲人 ,  冨田 憲史 ,  稲井 史生 ,  笹倉 真奈美
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-556962
公開番号(公開出願番号):特表2020-517265
出願日: 2018年04月20日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
本願発明は、生物学的に活性なタンパク質およびFGF21変異体タンパク質を含むデュアル機能タンパク質を生産するための方法を提供する。方法は、標的タンパク質の分解を効果的に防止することによって標的タンパク質の安定な生産を可能にし、したがって、商業的使用のための高い可能性を有する。
請求項(抜粋):
デュアル機能タンパク質またはその誘導体をコードするcDNAを含む発現ベクターで形質転換された哺乳動物宿主細胞から組換えデュアル機能タンパク質を生産するための方法であって、該方法は、硫酸デキストランを補った培養培地中で哺乳動物宿主細胞を培養することを含み、デュアル機能タンパク質は、線維芽細胞増殖因子21(FGF21)変異体タンパク質;生物学的に活性なタンパク質、またはその変異体またはフラグメント;および免疫グロブリンのFc領域を含み、FGF21変異体タンパク質は、以下の変異(1)-(7)からなる群から選択される少なくとも1つの変異を含む: (1)野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置98-101にてEIRPのアミノ酸配列(配列番号:53)でのアミノ酸の置換; (2)野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置170-174にてTGLEAVのアミノ酸配列(配列番号:54)でのアミノ酸の置換; (3)野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置170-174にてTGLEANのアミノ酸配列(配列番号:55)でのアミノ酸の置換; (4)野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置170にてアミノ酸Nでのアミノ酸の置換; (5)野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置174にてアミノ酸Nでのアミノ酸の置換; (6)1つ以上の上記変異(1)から(5)と共に、野生型FGF21タンパク質のN-末端から位置180にてアミノ酸Eでのアミノ酸の置換;および (7)野生型FGF21タンパク質の免疫原性を低下させるための1から10のアミノ酸の変異、 方法。
IPC (1件):
C12P 21/02
FI (4件):
C12P21/02 C ,  C12P21/02 H ,  C12P21/02 E ,  C12P21/02 K
Fターム (24件):
4B064AG01 ,  4B064AG02 ,  4B064AG03 ,  4B064AG13 ,  4B064AG15 ,  4B064AG16 ,  4B064AG26 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CD19 ,  4B064DA01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045BA41 ,  4H045CA42 ,  4H045DA01 ,  4H045DA30 ,  4H045DA75 ,  4H045EA30 ,  4H045FA74
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
出願人引用 (2件)
  • "Effect of Temperature Downshift on the Transcriptomic Responses of Chinese Hamster Ovary Cells Usin
  • YH25724, a novel long-acting GLP-1/FGF21 dual agonist provides potent and sustained glycaemic contro
審査官引用 (2件)
  • "Effect of Temperature Downshift on the Transcriptomic Responses of Chinese Hamster Ovary Cells Usin
  • YH25724, a novel long-acting GLP-1/FGF21 dual agonist provides potent and sustained glycaemic contro

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