特許
J-GLOBAL ID:202003019422348111

サーモスタット及び冷却水の通路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-197377
公開番号(公開出願番号):特開2020-063724
出願日: 2018年10月19日
公開日(公表日): 2020年04月23日
要約:
【課題】ジグル弁が微動して挿通孔の開口縁に繰り返し衝突したり摩擦したりすることにより、弁体における挿通孔の開口縁に摩耗が生じる虞がある。【解決手段】サーモスタット50における弁体70には、第1保護部材72と第2保護部材73とによって、弁体を貫通する一体的な挿通孔74が構成されている。挿通孔74には、ジグル弁80の柱部81が挿通されている。ジグル弁80の柱部81の一端部には、略球状の頭部82が接続されている。頭部82は、挿通孔74の開口の周縁と当接することで、挿通孔74を閉塞可能となっている。第1保護部材72及び第2保護部材73の材質は、弁体70の他の部分である弁本体71よりもビッカース硬度が高い。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両に適用される冷却水循環システムの冷却水通路の途中に設けられるサーモスタットであって、 前記冷却水通路の一部を構成するサーモスタットハウジングと、 前記サーモスタットハウジングの内部に配置されているとともに、当該サーモスタットハウジング内の流路を開閉する弁体と、 前記弁体を貫通する挿通孔に取り付けられたジグル弁とを備え、 前記ジグル弁は、前記挿通孔を貫通する柱部と、前記柱部における冷却水の流れ方向上流側に連結され前記挿通孔を閉塞可能な頭部とを備え、 前記弁体における前記冷却水の流れ方向上流側の面のうち、前記挿通孔の開口縁を含む一部は、前記弁体における他の箇所よりもビッカース硬さの高い保護部で構成されているサーモスタット。
IPC (1件):
F01P 7/16
FI (1件):
F01P7/16 502J
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-321712
  • 水冷式エンジンの冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-303634   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, トヨタ自動車株式会社
  • エンジン水抜き構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-041015   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田自動織機
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