特許
J-GLOBAL ID:202003020280013891
アミロイド形成を評価する方法、装置及びプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人IPアシスト特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-242280
公開番号(公開出願番号):特開2020-106287
出願日: 2018年12月26日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】被験物質の、アミロイド形成阻害活性を高精度で評価する手段を提供する。【解決手段】被験物質の存在下又は非存在下でアミロイド形成性タンパク質と前記アミロイド形成性タンパク質の重合により形成されるアミロイドへの結合能を有する蛍光プローブとを反応させる凝集反応ステップS10と;凝集反応ステップにおいて得た凝集反応生成物の蛍光を撮像する撮像ステップS11であって、撮像した蛍光画像内の関心領域に含まれる各画素の輝度値から標準偏差を算出する標準偏差算出ステップS12と;標準偏差算出ステップにおいて算出した被験物質存在下での輝度値標準偏差の値と被験物質非存在下での輝度値標準偏差の値とを比較する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験物質の存在下又は非存在下で、アミロイド形成性タンパク質と、前記アミロイド形成性タンパク質の重合により形成されるアミロイドへの結合能を有する蛍光プローブとを反応させる凝集反応ステップと、
凝集反応ステップにおいて得た凝集反応生成物の蛍光を撮像する撮像ステップであって、凝集反応生成物の蛍光を、撮像される蛍光画像内の関心領域に含まれる各画素の輝度値から以下の式1:
Sum Intensity(%)=(関心領域内の各画素の輝度値の合計/関心領域内の各画素の理論上の最大輝度値の合計)×100
によって算出されるSum Intensityが15〜85%となる露出条件で撮像する、前記ステップと、
撮像ステップにおいて撮像した蛍光画像内の関心領域に含まれる各画素の輝度値から標準偏差を算出する標準偏差算出ステップと、
標準偏差算出ステップにおいて算出した被験物質存在下での輝度値標準偏差の値と被験物質非存在下での輝度値標準偏差の値とを比較し、被験物質存在下での輝度値標準偏差の値が被験物質非存在下での輝度値標準偏差の値より小さい場合に、被験物質はアミロイド形成阻害活性を有すると判定する活性判定ステップと
を含む、被験物質のアミロイド形成阻害活性を判定する方法。
IPC (7件):
G01N 33/50
, G01N 33/58
, G01N 33/15
, G01N 21/64
, C12M 1/34
, C07K 14/47
, C07K 16/18
FI (7件):
G01N33/50 Z
, G01N33/58 Z
, G01N33/15 Z
, G01N21/64 F
, C12M1/34 B
, C07K14/47
, C07K16/18
Fターム (34件):
2G043AA06
, 2G043BA16
, 2G043CA03
, 2G043DA02
, 2G043DA08
, 2G043EA01
, 2G043FA01
, 2G043FA02
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA09
, 2G043JA02
, 2G043JA03
, 2G043KA02
, 2G043LA03
, 2G043NA01
, 2G043NA02
, 2G043NA06
, 2G043NA12
, 2G045AA40
, 2G045DA36
, 2G045FA19
, 2G045FB12
, 4B029AA07
, 4B029BB15
, 4B029BB17
, 4B029FA12
, 4H045AA11
, 4H045AA30
, 4H045BA70
, 4H045CA40
, 4H045DA76
, 4H045EA50
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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量子ドットを用いたAβ凝集阻害物質の微量ハイスループットスクリーニング法の開発
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