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J-GLOBAL ID:202102213715302889   整理番号:21A2844600

カテプシンBプロテアーゼはエンドサイトーシスまたはマクロピノサイトーシスを介してチクングニアウイルスエンベロープ蛋白質媒介感染を促進する【JST・京大機械翻訳】

Cathepsin B Protease Facilitates Chikungunya Virus Envelope Protein-Mediated Infection Via Endocytosis or Macropinocytosis
著者 (5件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 722  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Chikungunyaウイルス(CHIKV)は,複製サイクルを開始する前に宿主細胞に侵入するエンベロープウイルスであり,その複製サイクルを開始する前にエンドソーム内に輸送される。エンドサイトーシスとエンドソーム酸性化阻害剤は,CHIKV,マウス白血病ウイルス(MLV),またはSARS-コロナウイルスによる感染を阻害し,宿主細胞へのこれらのウイルス侵入がエンドソームを通して生じ,エンドソーム酸性化を必要とすることを示す。エンドソームカテプシンBプロテアーゼはMLV,エボラウイルスおよびSARS-CoV感染に必要であるが,CHIKV感染におけるその役割は不明である。著者らの結果は,エンドサイトーシス阻害剤が293T細胞においてCHIKV-偽型MLVベクター感染を減弱するが,TE671細胞ではそうではないことを明らかにした。対照的に,マクロピノサイトーシス阻害剤はTE671細胞におけるCHIKV-偽型MLVベクター感染を減弱したが,293T細胞では阻害せず,CHIKV宿主細胞侵入は用いた細胞株に依存してエンドサイトーシスまたはマクロピノサイトーシスを介して起こることを示唆した。カテプシンB阻害剤とshRNAによるノックダウンは293TとTE671細胞の両方でCHIKV偽型MLVベクター感染を抑制した。これらの結果は,カテプシンBが侵入経路に関係なくCHIKV感染を促進することを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (56件):
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  • Wintachai, P.; Wikan, N.; Kuadkitkan, A.; Jaimipuk, T.; Ubol, S.; Pulmanausahakul, R.; Auewarakul, P.; Kasinrerk, W.; Weng, W.Y.; Panyasrivanit, M.; et al. Identification of prohibitin as a Chikungunya virus receptor protein. J. Med. Virol. 2012, 84, 1757-1770.
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