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J-GLOBAL ID：202102225809595221   整理番号：21A0188460

社会統計ベースの住宅の家庭利用のエネルギー消費強度の推定

Estimation of Energy Consumption Intensity of Residential Houses based on Social Statistics

著者 (2件)： 鷲津明由 (早稲田大学社会科学総合学術院) ,  中野諭 (日本福祉大学経済学部)
資料名： エネルギー・資源学会論文誌(Web)  (Journal of Japan Society of Energy and Resources (Web))
巻： 41  号： 6  ページ： 282-289(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1583A  ISSN： 2433-0531  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,地域家庭エネルギー管理技術導入の効果分析のための評価基準として,住宅のエネルギー消費データを準備することである。そのために,住宅のエネルギー消費強度を作成するために家庭CO₂統計のマイクロデータを使用し,地域毎に東京の家庭の一次エネルギー消費状態を合算した。東京の各地域について推定された強度は,全国平均の80~90%であり,地域住民の社会的属性に基いた値として適切であると思われる。東京の全住宅は374,237TJを消費すると推定された。これは,国家総エネルギー消費の12.3%並びに,総合エネルギー統計における中央地域消費の19.2%であり,これは人口比とほとんど同じである。地域別には,消費組成比率は,世田谷区(6.8%),練馬区(5.2%),および八王子市(4.7%)において高かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エネルギー消費 ,  *エネルギー原単位 ,  *統計学 ,  エネルギー管理 ,  *住宅 ,  *東京都 ,  家庭 ,  二酸化炭素 ,  住民
準シソーラス用語： 社会統計学 ,  地域住民

著者キーワード (8件)： 住宅のためのエネルギー消費強度 ,  家庭のCO_2統計 ,  家庭属性 ,  家庭エネルギー管理 ,  住宅のためのエネルギー消費強度 ,  家庭のCO_2統計 ,  家庭属性 ,  家庭エネルギー管理

分類 (1件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

引用文献 (22件)：

• 1)\t資源エネルギー庁ウェブページhttps://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/pdf/report_01.pdf (アクセス日2020.05.01).
• 2)\t篠崎 美貴, 中野 諭, 鷲津 明由 (2005)「持続可能な消費社会の検討:1985-90-95接続環境分析用産業連関表を用いた環境家計簿の要因分解」 産業連関 13(3), 40-51 https://doi.org/10.11107/papaios.13.40 (アクセス日2020.08.25).
• 3)\t片山慎也,永井俊行,吉田彬,天野嘉春 (2018)「 2030 年を目指した標準住戸の需要規模がCO₂排出量最少となる住設機器構成に与える影響の分析」エネルギー・資源学会論文誌 39(6), 19-28.
• 4)\t片山慎也 ,吉田彬,天野嘉春 (2020)「2030 年に向けた電力融通可能な集合住宅における最適機器構成の分析」エネルギー・資源学会論文誌 41(1), 11-20.
• 5)\t森俊介 (2020)「地域の建物再構成とEV化を含む低炭素街区のモデル化 -宇都宮市を例として」第36回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, 379-384.

タイトルに関連する用語 (6件)： 社会 ,  統計 ,  住宅 ,  家庭 ,  エネルギー消費 ,  推定