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J-GLOBAL ID:202102235933582829   整理番号:21A0452440

瀬戸内海流域圏の汚濁負荷流出モデルの構築と2006~2015年における全窒素流出の変動傾向

A DISTRIBUTED RIVER RUNOFF MODEL FOR SETO INLAND SEA BASIN AND TREND IN TOTAL NITROGEN LOADING FOR THE DECADE 2006-2015
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: I_421-I_426(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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閉鎖性海域における水環境・生態系の保全・再生や気候変動への適応策を検討する上で,集水域からの汚濁負荷流入量とその変動を把握することは重要である.本研究では,瀬戸内海の全集水域を対象とした汚濁負荷流出モデルを構築し,2006~2015年の10年間を対象として再現計算を実施した.一級河川におけるCOD,TN,TP流出量の観測値と計算値の比較を通じてモデルの再現性を確認した後,同期間のTN濃度・流出量の変動傾向について考察した.その結果,21一級水系のほぼ全てにおいてTN濃度の観測値に有意な減少傾向が認められ,本モデルの計算値もその傾向を示した.一方,計算値の流量およびTN流出量は増加傾向を示し,これらの変動傾向には降水量の増加が関与していることが示唆された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋汚濁 
引用文献 (15件):
  • 1) 多田邦尚, 藤原宗弘, 本城凡夫 : 瀬戸内海の水質環境とノリ養殖, 分析化学, 59巻 11号, pp. 945-955, 2010.
  • 2) 環境省 : 平成27年度水質総量削減に係る発生負荷量等算定調査及び汚濁負荷削減対策等の検討業務報告書, pp. 1-200, 2016.
  • 3) 文部科学省, 気象庁, 環境省編 : 気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート, 「日本の気候変動とその影響」(2012年度版), pp. 1-85, 2013.
  • 4) 例えば,辻倉裕喜, 安陪和雄, 大八木豊, 田中伸治 : 湖沼流域管理のための総合的な水循環・物質流動モデルの構築, 水工学論文集, 47巻, pp. 217-222, 2003.
  • 5) 東博紀, 佐藤嘉展, 吉成浩志, 牧秀明, 越川海, 金谷弦, 内山雄介 : 瀬戸内海における中小河川からの淡水流入量と流動シミュレーションの再現性への影響, 土木学会論文集 B2(海岸工学), 74巻 2号, pp. I_1135-I_1140, 2018.
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