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J-GLOBAL ID:202102249150306176   整理番号:21A0217410

RH精錬におけるスズめっき鋼板の介在物特性と精錬スラグによるカルシウム移動の速度論限界

Inclusion Characteristic in Tinplate Steel in RH Refining and Kinetics Limitation of Calcium Transfer by Refining Slag
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号: 11  ページ: 2446-2454(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スズめっき鋼の組成,形態,数,サイズなどの介在物の特性を,RH精錬プロセス中の工業実験と熱力学計算によって研究した。その結果,Al添加後,最初はクラスタと単一粒子を含む2種類のAl2O3介在物が発生することが分かった。スラグ-金属と耐火物-金属反応では,Al2O3介在物,CaO・Al2O3介在物,MgO・Al2O3スピネル介在物,CaO-MgO-Al2O3三成分系介在物がRH精錬の途中に見出された。単一粒子Al2O3,高い融点を有するCaO・Al2O3介在物,CaO-MgO-Al2O3三成分系介在物だけがRH精錬の最後に見出された。Al添加からRH製鋼の終了まで,介在物の総数は減少傾向を示し,数密度の割合は70%減少した。RH精錬の終了時の介在物の約62%は10μm以下であり,溶鋼からの除去は困難である。精錬スラグから溶鋼へのCaの物質移動は,溶鋼中の[Ca]含有量に大きな影響を及ぼす。溶鋼中に生成したAl2O3介在物は,現在のRH精錬時間でのみCaO・Al2O3介在物に変更できた。12CaO・7Al2O3介在物を迅速に生成することを目指して,RH精錬プロセス中の介在物を修正するための精錬スラグの補足手段として適度なカルシウム処理を,推奨した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の金属組織学  ,  製鋼 

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