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J-GLOBAL ID：202102291770910641   整理番号：21A3303099

SPH法を用いた流体シミュレーションによる仮想液体ARシステムの開発

AR system for interactive virtual water by SPH fluid simulation

著者 (4件)： 漆原航平 (北大 大学院情報科学院) ,  高井昌彰 (北大 情報基盤セ) ,  飯田勝吉 (北大 情報基盤セ) ,  高井那美 (北海道情報大 経営情報)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2021  号： CG-184  ページ： Vol.2021-CG-184,No.8,1-5 (WEB ONLY)  発行年： 2021年10月29日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 拡張現実(AR)システムで描画される仮想物体として,複雑な物理的挙動と光学的特性をもつ液体を対象に加えることにより,新たなインタラクションを可能にするARコンテンツの展開が期待できる.本研究では実世界に重畳された仮想の液体にユーザが触れることで,液体表面の波動や破砕現象を生じさせるARシステムを開発する.液体表面における屈折と反射の描画に加え,流体の物理的振る舞いを実時間で表現するため,計算コストを可能な限り削減する必要がある.本研究では粒子法の一つであるSPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)法を用いた流体シミュレーション及びマーチングキューブ法による抽出面を実時間で描画し,AR空間での仮想液体とのインタラクションを実現する.(著者抄録)

シソーラス用語： *拡張現実感 ,  シミュレーション ,  画像処理 ,  画像処理システム ,  数値解法 ,  流動解析 ,  ユーザインタフェイス ,  *流体 ,  ユーザインタラクション ,  粒子法 ,  CFD【流体力学】 ,  解析 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学 ,  マーチングキューブ ,  流体シミュレーション

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 吉崎翔大, 飯田勝吉, 高井昌彰:“顔認識と拡張現実を用いたキャラクターフィギュアの表情変化とその応用”, 情報処理学会研究報告,Vol.2018-DCC-18, No.17, pp.1-7(2018)
• 福山裕幸, 飯田勝吉, 高井昌彰:“仮想と現実の相互作用を実現する AR 紙相撲対戦システム”,情報処理学会研究報告,Vol.2018-EC-50, No.4, pp.1-5(2018)
• 森 友己, 高井昌彰, 飯田勝吉:“実世界へ干渉可能な仮想キャラクタとのインタラクションを実現する AR システム”, 情報処理学会第82回全国大会論文集, pp.563-564(2020)
• 漆原航平, 高井昌彰, 飯田勝吉: “インタラクティブな仮想水面波を可視化する AR コンテンツ”, 第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)論文集, I-027, Vol.3, pp.225-226(2020)
• 漆原航平, 高井昌彰, 飯田勝吉, 高井那美: “シミュレーションによる仮想水面の波動を可視化する AR システムの開発”, 情報処理学会第83回全国大会論文集, 4Y-02(2021)

タイトルに関連する用語 (5件)： SPH法 ,  流体シミュレーション ,  仮想 ,  Ar ,  開発