特許
J-GLOBAL ID:202103003608528288

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 丈夫 ,  中本 菊彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-049156
公開番号(公開出願番号):特開2021-148207
出願日: 2020年03月19日
公開日(公表日): 2021年09月27日
要約:
【課題】固有振動数を低下させることができるとともに低コスト化を図ることのできる免震装置を提供する。【解決手段】流体ばね機構3に連通されて圧縮性流体を漏洩させるとともに、圧縮性流体の漏洩に対する抵抗力を振動に基づく荷重の変化に応じて変化させる漏洩調整機構4を有し、漏洩調整機構4は、圧縮性流体を漏洩させる漏洩流通部16と、被支持物2と一体となって上下動するように被支持物2に連結され、被支持物2が土台6側に相対的に下降した場合に漏洩流通部16から漏洩する圧縮性流体の流れに対する抵抗力を増大させかつ被支持物2が土台6側から離れるように相対的に上昇した場合に漏洩流通部16から漏洩する圧縮性流体の流れに対する抵抗力を低下させる可動部13,14とを備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被支持物と土台との間に配置されて、充填された圧縮性流体の圧力によって前記被支持物の荷重を支える流体ばね機構を備え、前記荷重を支える前記圧力に応じた支持力と前記荷重とが均衡するように前記流体ばね機構に前記圧縮性流体を連続的に供給するとともに前記流体ばね機構から前記圧縮性流体を漏洩させ、振動によって前記荷重が増大する場合には前記圧縮性流体の漏洩に対する抵抗力を増大させるとともに振動によって前記荷重が低下する場合には前記圧縮性流体の漏洩に対する抵抗力を低下させるように構成された免震装置において、 前記流体ばね機構に連通されて前記圧縮性流体を漏洩させるとともに、前記圧縮性流体の漏洩に対する抵抗力を前記振動に基づく荷重の変化に応じて変化させる漏洩調整機構を有し、 前記漏洩調整機構は、前記圧縮性流体を漏洩させる漏洩流通部と、前記被支持物と一体となって上下動するように前記被支持物に連結され、前記被支持物が前記土台側に相対的に下降した場合に前記漏洩流通部から漏洩する前記圧縮性流体の流れに対する抵抗力を増大させかつ前記被支持物が前記土台側から離れるように相対的に上昇した場合に前記漏洩流通部から漏洩する前記圧縮性流体の流れに対する抵抗力を低下させる可動部とを備えている ことを特徴とする免震装置。
IPC (1件):
F16F 15/023
FI (1件):
F16F15/023 A
Fターム (6件):
3J048AA01 ,  3J048BE02 ,  3J048CB13 ,  3J048DA01 ,  3J048EA07 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 免震装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2017-113776   出願人:株式会社日立製作所, 国立研究開発法人防災科学技術研究所, 学校法人常翔学園, 根本企画工業株式会社
  • 除振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-172817   出願人:特許機器株式会社

前のページに戻る