特許
J-GLOBAL ID:202103004551091577

マルチエージェントシステムの制御プロトコルが実行される分散制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 明石 昌毅 ,  明石 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-119171
公開番号(公開出願番号):特開2021-005257
出願日: 2019年06月26日
公開日(公表日): 2021年01月14日
要約:
【課題】 マルチエージェントシステムの制御プロトコルに従って通信ネットワークにて接続された複数の機器の状態を制御する分散制御システムに於いて、通信ネットワークに於ける信号の通信遅延に起因する各エージェントの状態指標値の収束性の悪化を補償すること。【解決手段】 本発明のシステムに於いて、複数の機器の各々の状態をそれぞれ制御する互いに通信回線で接続された制御装置の各々が、自機器の現在の状態指標値と、隣接機器の状態指標値と自機器の状態指標値との関数である分散制御器入力を用いて自機器の状態目標値を決定する際に、状態目標値に対する分散制御器入力の寄与を調節する制御ゲインが制御装置間の通信遅延時間に基づいて決定される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
複数の機器の各々の状態をそれぞれ制御する複数の制御装置と、前記複数の制御装置を接続する複数の通信回線からなる通信ネットワークとを含み、前記複数の機器の各々にて計測された選択された状態を表す状態指標値がそれぞれ対応する前記複数の制御装置の各々から前記通信回線を通って前記通信回線にて接続された前記複数の機器のうちの隣接機器の前記制御装置へ伝達され、前記複数の機器の各々の制御装置が、それ自身が前記選択された状態を制御する前記複数の機器のうちの自機器の前記状態を、前記自機器の前記状態指標値と前記隣接機器の前記状態指標値とを参照してマルチエージェントシステムの合意制御に従って決定された状態目標値に前記自機器の前記状態指標値が一致するよう制御するよう構成された分散制御システムであって、 前記制御装置の各々が、 前記制御プロトコルに従って、前記自機器の現在の前記状態指標値と、前記隣接機器の前記状態指標値と前記自機器の前記状態指標値との関数である分散制御器入力を用いて前記自機器の前記状態目標値を決定する状態目標値決定手段にして、前記状態目標値に対する前記分散制御器入力の寄与を調節する制御ゲインが前記隣接機器の前記制御装置から前記制御装置の各々への前記隣接機器の前記状態指標値の通信遅延時間及び前記制御装置の各々から前記隣接機器の前記制御装置への前記自機器の前記状態指標値の通信遅延時間の少なくとも一つに基づいて決定される手段 を含むシステム。
IPC (3件):
G05B 11/36 ,  H04W 4/70 ,  H04W 92/10
FI (3件):
G05B11/36 Z ,  H04W4/70 ,  H04W92/10
Fターム (13件):
5H004GA08 ,  5H004GA10 ,  5H004GB01 ,  5H004GB05 ,  5H004GB11 ,  5H004KB01 ,  5H004MA38 ,  5K067AA22 ,  5K067AA34 ,  5K067DD11 ,  5K067EE10 ,  5K067FF02 ,  5K067HH21
引用特許:
審査官引用 (3件)

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