特許
J-GLOBAL ID:202103011181565732

過電流保護装置、及び電力分配装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): とこしえ特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-030681
公開番号(公開出願番号):特開2017-153171
特許番号:特許第6831178号
出願日: 2016年02月22日
公開日(公表日): 2017年08月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電源と、 等価的に抵抗成分と容量成分とを含む外部負荷に対して、前記電源から電力を供給する電力線と、 前記電力線に設けられ、前記電力線を導通するオン状態と、前記電力線を遮断するオフ状態と、を切り替え可能な半導体スイッチと、 前記半導体スイッチを制御する制御装置と、を備え、 前記制御装置は、 前記半導体スイッチに流れる電流又は前記半導体スイッチの温度を検出する検出部と、 前記検出部により検出された検出値に基づき、前記半導体スイッチに過電流が流れているか否かを判定する判定部と、 前記判定部により前記半導体スイッチに過電流が流れていると判定された場合に、前記半導体スイッチの前記オン状態と前記オフ状態を繰り返し行うリトライ動作を実行するリトライ実行部と、 前記半導体スイッチが最初に前記オン状態となってからの経過時間を計測するタイマと、を有し、 前記リトライ動作は、 第1の間隔に亘り前記半導体スイッチの前記オン状態が維持される第1の動作と、 第2の間隔に亘り前記半導体スイッチの前記オフ状態が維持される第2の動作と、を交互に含み、 前記リトライ実行部は、 前記第1の動作中に前記容量成分に蓄えられたエネルギ量に対して、前記第1の動作の直後の前記第2の動作中に前記容量成分から放出されるエネルギ量が相対的に小さくなるように前記第2の間隔を設定し、 前記タイマが計測する計測値と予め設定された第1の閾値とを比較し、前記計測値が前記第1の閾値以下のときに前記判定部により半導体スイッチに過電流が流れていると判定された場合、前記リトライ動作を実行し、 前記計測値と前記第1の閾値に対して相対的に大きい第2の閾値とを比較し、前記計測値が前記第2の閾値以上となった場合に前記リトライ動作を終了し、 前記第2の間隔は、下記(1)式を満たすように設定されている過電流保護装置。 但し、上記(1)式において、t10は前記第1の間隔であり、t20は前記第2の間隔であり、Cは前記容量成分の電気容量であり、RLは前記抵抗成分の電気抵抗値であり、RIは前記電力線の電気抵抗値であり、T2は前記第2の閾値である。
IPC (7件):
H02H 7/20 ( 200 6.01) ,  H02H 3/087 ( 200 6.01) ,  H02H 3/08 ( 200 6.01) ,  H03K 17/00 ( 200 6.01) ,  H03K 17/08 ( 200 6.01) ,  H03K 17/687 ( 200 6.01) ,  H02J 1/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
H02H 7/20 D ,  H02H 3/087 ,  H02H 3/08 T ,  H03K 17/00 B ,  H03K 17/08 C ,  H03K 17/687 A ,  H02J 1/00 309 Q
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 半導体遮断器及び直流給電システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-082516   出願人:株式会社NTTファシリティーズ, 独立行政法人産業技術総合研究所
  • 直流給電回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-342142   出願人:沖電気工業株式会社
  • 電源回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-156182   出願人:キヤノン株式会社
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